2012年06月28日

J2第21節 カターレ富山(富山県総合運動公園陸上競技場)6月24日(日) 18:00キックオフ


今日も勝利のために


試合終了のホイッスルとともにスタジアム全体が静まり返った。

静まり返るスタジアムに響き渡るチャント

ロッソとともに我らは生きる
叫び飛び跳ねる 今日も勝利のために

喜びの表情を浮かべる選手たちがゴール裏へやってくる。

雄太がもっとサポーターの近くへ行こうと選手たちを促す。

選手とサポーターの距離がぐっと近くなる。
待ちに待った喜びの瞬間。

ここまで長かった。
アウェイで勝つことの難しさをこれほど感じたのは、私自身2008シーズン以来だ。

今乗っている決めるべき選手が決めた。

最初のセットプレーでチャンスものにした斎藤。
なれない手つきでトラメガを持ち、最高の笑顔でサポーターへマイクパフォーマンス。
その姿、表情からは自信のようなものを感じた。
新加入のFWが不調の中、前節と同じように流れをぐっと引き寄せる先制点。
スタジアムにいた誰もがいきなりの出来事に言葉を失った。

そして武富。
もはやエースといっていい活躍を魅せてくれた。
その武富はまずサポーターへこう切り出した。
「アウェイでの横浜戦、本当にすいませんでした」

わびる気持ちなんていらない。
むしろ、あの状況で、熊本側のアウェイ席へ向かって蹴る武富がすこしでもリラックスできる雰囲気を作ってあげれなかった我々にも責任がある。

ここから、挽回を宣言してくれた武富。
なかなかサポーターと目を合わせてくれないシャイな武富だけど、プレーは大胆にどんどん点をとってほしい。

ただ、この結果に満足していては上をめざせない。実際、スコア以上に前半チャンスがあった。前半で試合を決めることができるシーンがいくつもあった。

そこを課題に相手の心が折れるまでただ貪欲に取りに行ってほしい。そして、我々も相手の心が折れるまで熱く後押ししていきたい。

いよいよ来週から折り返し。
相手はフクアリで惨敗した千葉。
欲しい結果はただ一つ。

勝点3だ。

text by tokiyan/photo by kaori

posted by report at 01:08| 試合レポート

2012年06月20日

J2第20節 ギラヴァンツ北九州(熊本県民総合運動公園陸上競技場(KKWING)6月17日(日) 19:00キックオフ


負けることはゆるされない


今節も天候の心配がされたが何とか持ちそうな中で迎えたバトルオブ九州、相手は北九州。
ホームでのバトルオブ九州は今季初、次節にも折り返すリーグ戦、ここで結果を出して勢いをつけておきたいところだ。

この試合前、力強い助っ人がゴール裏に訪れる。
来場試合で今だ負け知らずの蒲島県知事である。
特製巨大ゲーフラにサインを書き込んで頂きゴール裏は盛大な「負け無し蒲島!」コールで意気を上げた。

いいテンションの中キックオフ、試合は前回ホーム戦同様に早々に動く。
久々のスタメンとなった五領が右サイドから軽く内に切れ込んでファーへ柔らかいクロスを送ると、こちらも久々のスタメンとなったFW齊藤が頭で合わせてゲット!
いきなりの出来事にスタジアムは一気に沸いた。
その後も攻撃も活発に仕掛けてチャンスを演出、このまま追加点をと思ったがゲームは落ち着きはじめる。

若干下がり気味になった前半途中から北九州の時間が増え始めるものの危ないシーンは作らせない、守れてる、という中、セットプレイ、CKのこぼれ球をPA内で拾われてファウルを犯しPKを決められてしまった。
そして数分後、守り急いでいるような時間帯、右サイド深い位置でFK、先に触られて失点。
ものの数分でセットプレイから逆転を許すという悪い流れのまま前半終了。

もう一度リセットして向かうしかない、とチームもゴール裏も後半出だしから飛ばす。
チャンスも増え始めスタジアムも呼応した。
決定機を作り出すも、作り出すもネットを揺らせない中、チーム得点王の武富が中盤から上手くつないで来たボールを蹴り込んで同点に!
沸き上がるスタジアム、絶対に逆転出来ると信じて一層声を出す。
後半のロスタイム一杯まで選手達とサポーター達と共に闘ったが結局逆転には至らずホイッスル。
選手達はその場に座り込み、相手GKは倒れて立ち上がれなかった。
ギリギリまで攻めるも割ることが出来ずにとても、とても悔しいドローになった。

この日KKウイングに訪れたのは今居る順位のせいなのか5000人に届かずとてもさみしい数字。
結果はドローだったが熱い試合で最後の猛攻には会場の雰囲気も相まってワクワクが止まらなかった。
ボールを奪った瞬間、いい所にボールが渡った瞬間、クロスが上がった瞬間、ワッと沸き上がる歓声やリズムを刻む手拍子の一体感はホームならではで本当に心地が良く、スタジアムに来ないと体感出来ないなと改めて思えた。
5000人にも満たない数でその一体感を感じとれるということは、増えたらもっともっと選手達を勇気付けることが出来るだろうなとも。

ホームは半分が経過して、次節で折り返すリーグ戦。
富山で今季アウェイ初勝利をして熊本に帰ってきてくれると信じている。
そして調子のいいホームで連勝チャレンジ。
ホームは今回以上の後押しでみんなで一緒に連勝を達成しよう!
アウェイしか行けないサポーターも、ホームしか行けないサポーターも共に喜びましょう!

text by takana/photo by lee


posted by report at 23:21| 試合レポート

J2第19節 ザスパ草津(正田醤油スタジアム群馬)6月13日(水) 19:00キックオフ


挫けない者たちの戦い


関東での平日開催となった草津戦はスコアレスのドローに終わりました。

平日ということで、サポーターも少なめ。
約30名ほどのサポーターが、正田醤油スタジアムへ駆けつけました。

現地に行けないサポーターからかけられた言葉は「連勝してきてください!」本当にたくさんのサポーター仲間からメッセージをいただきました。

勝った次の試合の大切さ、そして難しさはサポーターの誰もが痛感しているはず。
少数精鋭のサポーターはその難しさを噛み締めつつ声を枯らし、飛び跳ねました。

試合も両チーム慎重な出だしでした。コンパクトに陣形を整え、守備を固める草津相手になかなか攻撃の糸口を見いだせないまま、前半終了。

後半開始。前半と同様になかなか糸口を見いだせない。しかし、何本かのパスでチャンスがうまれはじめます。

バックスタンドに陣取ったサポーターの前を片山がドリブルで突破する!それに沸くサポーター!そんなチャンスがいくつか見え始めました。その後もいくつかチャンスを作るものの、決定的なチャンスを逃し続け試合終了。

草津に何もさせてもらえなかったというのが正直なところでしょうか。しかし、終盤のあきらめない選手たちの姿には、次の試合につながる何かを感じることができました。

中3日で迎えるダービーに向けて、ポジティブな部分が最後に見えたことが、良かったのかなと思います。

関東で今シーズン初の勝点。
次は3取れるよう、関東サポーターも盛り上がっていこうじゃありませんか!

text by tokiyan/photo by masatoshi


posted by report at 01:28| 試合レポート

2012年06月10日

J2第18節 水戸ホーリーホック(熊本県民総合運動公園陸上競技場(KKWING)6月7日(木) 19:00キックオフ


ゴールは挫けない者へ与えられる


前々節、ホームで首位・山形を撃破して揚々と乗り込んだアウェイ・ニッパツで敗れ、変則日程で平日開催となった今節はKKウイング、迎え撃つは水戸。
天気予報は晴れの様相から目まぐるしく変化して一転、今にも雨が降りそうな天候になっていた。

仕事を終えてはやる気持ちを抑えつつKKウイングへ向かう。
途中国体道路で見受けられるロアッソのステッカーを貼った車や、沿道を赤い服を着て自転車を漕いでいるサポーター達に心の中で熱い挨拶を交わしながら道を急いだ。

キックオフ前に柏から期限付き移籍で加入する北嶋秀朗の挨拶が行われるということでスタジアムはソワソワしているようだった。実際に熱い挨拶を聞いてこちらもまた熱い応援をやっていこうと改めて。

そんな温まった雰囲気のスタジアムで選手達はすぐに躍動する。
試合開始直後、相手の隙をついたアーリークロスに高橋が頭で合わせて早々に先制!
スタジアムのボルテージ一気に最高潮となり、全体から手拍子が聞こえゴール裏もそれに呼応して大きな声で後押しを続ける。
更に前半、中盤でポンポンとつないで高橋がペナルティエリア内の西森に縦パス、それをワンタッチで武富に叩き、落ち着いて浮かせてゴールゲット!
完璧な崩しに盛り上がるゴール裏。
武富は前節のPK失敗を振り払う素晴らしいゴールを決め、ゴール裏に嬉しさをアピール。
こちらも嬉しい瞬間だった。

前半はほぼ完璧な内容で折り返し、後半もしっかりとブロックを作って相手の攻撃を跳ね返し続けた。
終盤にセットプレイから失点するもののそれ以外は終始安定した戦い振りを披露しホーム連勝を達成。

終了後、ゴール裏で高橋や武富がトラメガで熱い想いを語ってくれた。
これを間近で聴けるのも楽しみのひとつで、サポーターにも笑顔が溢れ、ゴール裏に初めて来た人達もとても充実した表情だった。

こうやってサポーターも増えてホーム感がどんどん出てくればと思う。
平日、急いで試合を見にきた甲斐があると思わせてくれるとても幸せな瞬間で、そんなオーラがスタジアム全体を包んでいる気がした。

しかし、ホーム連勝を達成したものの依然アウェイでは厳しい戦いが続いている。
前記したゴール裏のトラメガで武富がアウェイの暖かい声援があったからこそ、みたく言っていた。
アウェイだからと言って届いてないことは無い。
きっと、それはもうすぐ結果として結実すると信じて後押しを繰り返そう!

text by takana/photo by A's/movie by show






posted by report at 16:35| 試合レポート

2012年06月06日

J2第17節 横浜FC (ニッパツ三ツ沢公園球技場)6月2日(土)16:00キックオフ


東でネットは揺るがず


前節、首位山形に勝利した良い雰囲気を持って乗り込んだ三ツ沢。
熊本からも多くのサポーターが駆けつけ、今期アウェイ初勝利に期待が高まります。

前半は横浜にチャンスらしいチャンスは作らせてなかったように感じました。
熊本の方がやりたいサッカーが出来ていたような印象。

片山の惜しいシュート

そしてペナルティエリアで高橋がファールを受けPK

盛り上がる熊本ゴール裏。
ボールをセットする武富。
静まるゴール裏。
関東在住のサポーターにとって待ちに待ったゴールを見ることができる。
そんな期待とほんの少しの不安で足は震え、もしかしたら選手以上に緊張していたのかもしれません。

しかし・・・

シュートは横浜FCのゴールキーパーのナイスセーブに阻まれゴール成らず。

ここで下を向く選手はいなかったと思うし、ゴール裏も気持ちは全く萎えていませんでした。

でもここから流れはほんの少しだけ横浜FCの方に行ってしまったような気もします。

前半終了間際、コーナーキックからの混戦の中での失点。

後半に攻撃のカードを次々と切るものの、横浜FCの壁を切り崩せないもどかしい時間。

そして試合終了直前、前がかりに行っていた隙をカウンターでやられて失点

今期アウェイでの勝利はまたもお預けとなってしまいました。


結果が出ない苦しい時期が続いています。
でも、だからこそスタジアムに行き、我々の宝物である選手達の後押しをしなければと、あらためて思った横浜の夜でした。

text by kazto/photo by lee


posted by report at 01:15| 試合レポート

2012年06月04日

J2第16節 モンテディオ山形(熊本県民総合運動公園陸上競技場(KKWING)5月27日(日)16:00キックオフ


歓喜


9試合勝ちなしという状況で迎えた首位山形戦。
対照的に10戦負けなしの相手をホームに迎えることになった。

日中から汗ばむ陽気となったこの日。
試合開始時間の夕方になっても暑さは変わらず、酷な環境な中キックオフを迎える。

FWに高橋を初めてスタメンに起用し、トップ下には西森。
9試合で1得点という深刻な得点力不足に悩む熊本はこれまでと違う攻撃陣を形成。
試合開始直後から山形にペースを握られると、12分にいきなり失点。
またしても相手に先制点を奪われ、「またか」という雰囲気が漂うスタジアム。
しかし直後に高橋のパスを受けた武富がダイレクトで同点ゴールを叩き込んでそんな空気を一掃!
ホーム通算100得点目のメモリアルゴールはやはりエース武富であった。
すぐに追いついたことで、活気が出てきた熊本。その後は互角の展開で試合を進める。
すると前半終了間際、高橋の西森のワンツーから最後はまたしても武富がゴールに押し込んで逆転に成功!
高橋→武富のホットラインで2得点を挙げ、前半をリードして折り返す。

後半に入り首位山形の猛攻。
熊本はほぼ防戦一方となるが、DFの体を張った守りとGK岩丸の好セーブなどで相手字得点を与えない。
長いアディッショナルタイム4分も山形の猛攻を耐え抜き、遂に試合終了のホイッスル!
待ちに待った10試合ぶりの勝点3は首位相手に見事な逆転勝利!

武富のインタビューにもあった通り、手放しで喜べる状況ではないものの首位相手に堂々戦って得た勝利。
選手も自信に繋がるだろうし、新しいシステムが成功したことで明るい兆しが見えてきた試合だった。

次節はアウェー三ツ沢で横浜FCと対戦。
この勢いを止めないためにも、絶対勝点3を持って帰ってこよう!
熊本の快進撃はここから始まる。

text by ju/photo by lee







posted by report at 02:50| 試合レポート