2012年11月21日

J2 第42節 愛媛FC(熊本県民総合運動公園陸上競技場(KKWING)11月11日(日)13:00キックオフ


最初で最後、しかし今年はまだ終わらない。


リーグ最終戦、ここまでくれば今年もあっという間という感覚。
ホームで迎えられるのはありがたい。
高木監督との契約を満了するリリースもあり、熊本で采配を見るのは恐らく今日が最後。
何としても勝利で終わりたいところ。

天気は雨が降るか、降らないかといった微妙な空模様。
気温も低くなりそうな感じで、ああ最終戦なのになあ、ちょっと残念だなあ、なんて思ってたらゲート前には長い列。嬉しいのと同時に心強くなった。
この居心地のいい場所とも来年の3月までお預けになる…今年最後だから、とそんな想いのサポーターも沢山なんだろう。後は結果もついてくれば。

コンコースは九州クラブのマスコット達やミスユニバース候補が沢山で非常に華やか。
赤い仲間達も沢山居る。
市長もゴール裏にきてエールをくれた。
スタジアムは本当に居心地がいい!
雨も降りそうになく、逆に日が差して暑くなってきた。

選手入場、メインスタンドもバックスタンドもみんな立ってタオルを掲げて迎えている。
アウェイで見ていたその光景は今では熊本にもしっかりと根付いている。
こうなるまで時間は掛かったけど、色々なもの含めてしっかりと浸透しつつある...そう思うと胸が熱くなった。

最終戦の相手は愛媛。
5年前、JFL時代の今日はFC琉球を破ってJリーグ入りを確実にした日。
あれから5年、愛媛との試合から始まったJリーグの道程、「5年でJ1」という中期目標の最終戦をまた愛媛と戦う。
何かと縁のある相手、今日は5年間の成長をぶつけよう。

出場停止や怪我などでスタメン及びベンチは今までとは違うもの。
だけどただ、目の前の選手達を後押しするのみ。
試合は案の定、厳しいものになってチャンスらしいチャンスはほとんど作れない。
相手にもやられてる訳ではないが、数少ない攻撃が割りと危ないところまでもってこられてる印象。GK南を中心に防いではいるが…。
そしていけそうな時に吹かれる笛は選手と、そしてサポーターにもストレスだった。

前半はスコアレスで折り返す。
後半に入っても決定的なチャンスを創り出す事が出来ない。
ここぞのセットプレイも不発の中、攻撃的なカードを次々と投入し打開を図る。
シュートまでいけるようになってくると程よく埋まったスタンドと共に声を一層強めた。

アディッショナルタイムに入ったかというところ、仲間のクロスを養父が右のファーサイド、フリーでトラップから狙った。
この試合千載一遇の大チャンスを相手GKに阻まれると、逆に相手に右サイドを切り裂かれ割られてしまった。
そのままホイッスルを迎えてまさかの結末にドッと座り込む選手とゴール裏。
セレモニーまでの間、ビジョンに映し出されていた今季のゴール映像をボーっと見つめる他無かった...

打って変わって雨中のセレモニー、スポンサーや監督、選手などの話を経て、選手達がグランドを一周するぞというところでDJコバがスタンドに呼びかける。
「最後にカモンロッソをやりましょう!ゴール裏に集まって下さい!」と。
不思議と雨も止んで、選手をはじめユースやスタッフなど勢揃いし、サポーター達も次々とゴール裏に流れ込んで今季を締めくくる準備を始める。
カモンロッソ初参戦である高木監督の「最初で最後だ!ついてこい!」との掛け声と共に、熊本で今年最後のカモンロッソ。
例えどんな成績、順位だろうと無駄なシーズンなど無い。そう強く感じることが出来る瞬間だった。
今季終盤に選手達の提案から生まれたこのカモンロッソを来季も選手、サポーター達と一緒に踊っていけたらと思う。

ただカモンロッソは今年最後じゃない。まだ天皇杯で...
行こう12月!瑞穂へ!

text by takana/photo by lee



posted by report at 14:54| 試合レポート