2012年12月20日

天皇杯 4回戦 名古屋グランパス(名古屋市瑞穂公園陸上競技場)12月15日(土)15:00キックオフ


関東版レポート


2012年12月15日は熊本サポーターには忘れられない1日となった。
クラブ史上初の4回戦進出、今季限りで高木監督が退任と色々な思いが詰まった一戦、関東からはこの日「青春18きっぷ各駅停車弾丸ツアー」を開催した。参加者は10名。。。のはずだったが朝五時半過ぎの集合時間は早すぎたのか、脱落者二名。先行き不安となるスタートとなった。

名古屋までは約6時間弱。昨シーズン鳥取まで15時間の弾丸ツアー経験者もおり、大した距離では無いことをアピールするも、なかなか伝わらない。。。いかに安く快適に向かうのか。このツアーは一人当たり2500円ほどの格安ツアーだ。運転しなくていい事を考えると本当に快適な電車旅。しかし、到着した頃には全員心なしか今から戦いに向かうサポーターの表情には見えなかった。

しかし、そんな表情やテンションもスタジアムへ到着すると一変した。出迎えてくれたのはバス3台、飛行機、新幹線といろんな交通手段を使ってやってきたたくさんの熊本からのサポーター、そして関西、東海、北陸、北海道のロアッソサポーターだった。

熊本からこれだけのサポーターが駆けつけるのはおそらく初めて、昨シーズンの国立には800人近いサポーターが来ていたみたいだけど、熊本からのサポーターがこれだけきたのが、本当に心強かった。色んなサポーターと握手し、気合いを再確認し、また個人的にはお祝いの言葉をかけていただき、長い待機列の一番後ろに並ぶことがなんだか新鮮で、うれしかった。

サポーターの気合いは選手に伝わった。アップの前に挨拶にくる選手の表情。「食ってやる」と言わんばかりにギラギラした目でゴール裏へ挨拶へくるキタジやタケが心強かった。とにかく、応援で負けるわけにはいかない。前半から声からし飛び跳ね、叫び続けた。前半は言うまでもなく、見事に打ち合った。名古屋のタレント陣、これまで経験したことないスピード、威圧感に圧倒された。しかし、折れなかった熊本。先制すれば無敗の熊本だったが先制されて二度も追いつく試合を見せてくれた。キタジのポストプレーは相手DFダニエルが対応できない場面が続き、タケやカズキがチャンスをねらう。ロアッソの1点目なんて今年を象徴するゴールだと痛感した。そして、二点目のカズキのゴールなんて、やられたらやり返すという気合以外のなにものでもない。サポーターは狂喜乱舞。いける。絶対に食える。そう信じて後半も後押しした。
しかし、選手層の厚い名古屋は後半3得点の猛攻。2-5で、今シーズンを終えることとなった。

戦い抜いた想いと、今日でこのチームは終わり、そんな色々な思いが交錯し、涙が止まらなかった。こんなに楽しめたシーズンはない。毎年思うことだけど、年々そう感じることが多くなってきた。涙を流しゴール裏へ挨拶にくる選手もいた。斉藤の顔にも悔しさがにじみでていた。今シーズンありがとう!!ゴール裏にはそんな声が色んなところから聞こえていた。試合終了後は、「今シーズン、ありがとう」「今シーズンお疲れ様」「また来年もよろしく!」と健闘をたたえ合うサポーターたちがあちこちにいた。熊本だけでなく、全国から集結したサポーターたちをみると、ロアッソ熊本を通じた絆が、5年目を終えるこの日にさらに深まったなと。

ホームのサポーターだから。県外のサポーターだから。という言葉は嫌いだ。「俺たちは熊本のサポーターなんだ。」熊本も県外も関係ない。ロアッソを愛するサポーターなんだ。Jリーグ参入5年目を終えた名古屋戦、たしかに、ロアッソの輪が広がったことを実感した。まだまだ拡がれる。まだまだ大きくなれる。

サポーターは移籍しない。
来季も新加入発表がたくさん聞けるよう、このロアッソ熊本のゴール裏を、そしてウルトラアルデラスを盛り上げていきたい。
ロアッソ熊本サポーターであることに誇りを持って、そしてゴール裏のサポーターであることに誇りを持って、来季もたくさんのサポーターでアウェイを盛り上げていきたい。

高木監督、3年間本当に有難うございました。
そして、アスリートクラブ熊本のみなさん、選手のみなさん、スタッフのみなさん、SAのみなさん、スポンサーのみなさん、サポーターのみなさん、ロアッソに関わるすべての皆さん、今シーズン本当にお疲れ様でした。ホームとアウェイ、闘う場所はちがうけれど、いつもと変わらぬ後押しができるよう、我々も努力し、工夫し、積み上げていきましょう!夢の舞台へ。
text by tokiyan

熊本版レポート


2012年12月15日は熊本サポーターにとって忘れられない日になった。
リーグ最終戦から約1ヶ月、監督や契約満了選手の発表、そして大望忘年祭をはじめ、選手もサポーターも色々なイベント経て迎えた初の天皇杯4回戦。
瑞穂行きの弾丸バスを募集するとあっという間に3台埋まり、その数はロアッソくんの背番号と同じ123。幸先の良い数字で「いけるんじゃないか」なんて気持ちになりながら小雨の降る金曜の夜に集合して出発、約12時間の長旅だけどもこんな多くの仲間といけるなんて心強いし、楽しいし、全く苦にならずに無事に土曜の午前中、名古屋市の瑞穂陸上競技場へ到着した。

着くまでずっと雨が降っており、着いたときはちょうど止んでいて、でも今にも降りそうな雰囲気、気温も低い。
何とかこのまま持ってくれたら、と列を成して開門を待った。
すると各所から続々と集まる熊本サポーター達。
新幹線で、飛行機で、青春18切符で訪れる仲間達との再開を喜び、そして待機列を伸ばした。

スタジアム入りするとテンションは更に上がって、試合前から今年1年歌ってきたチャントを繰り返す。
アウェイの地、当然人数は相手のほうが多いがここで負けないように気合いが入る。
挨拶に来た選手達の眼にもその気合いを見ることが出来て「やってやる」という気持ちをお互いに共有した。

試合、入りは圧倒されっ放し。
代表の青いユニを着てプレイしている選手ひしめく相手に押されまくって簡単に1失点するもサポーターは全く声が落ちない。
数分後、武富が裏を取ってマイナスのクロスを齊藤が流し込んで同点!
最終戦の愛媛戦、無得点に終わっていたので久々見る得点に、それも屈強な相手を崩してのゴールにサポーター一同沸きに沸いた。
そして再度リードを許す展開にまたも齊藤が魅せる。
高木監督の熱い指導の下、今年チーム1、2を争う成長を遂げた寡黙な男がスルスルと相手の手強いDF陣を嘲笑うかのように交わしていき、最後は日本を代表するGKが守るゴールのネットを揺らした。
向こうエンドでもハッキリと分かるそのスーパーゴールに熊本サポーターは狂喜乱舞、信じられない位に盛り上がりこの時のみんなの顔の紅潮が忘れられない。
そして前半終了、2度のリードをすぐに喰らい付いたこと、相手にイラつかせたことなど「いける!」と思わざるを得ないその戦い振りに更に気合いが入ったのだが…
後半に入るとついていけない場面も増え、3つの失点を重ね結果今季最後のゲームとなった。

挨拶に来る選手たち、迎えるサポーターたちは、個人個人それぞれの想いを表情や拍手に変えて今年最後の時間を共有した。
個人的に私はその時は目の前で起こった後半の3失点に悔しさのほうが勝っていたけど、こうして冷静に書いてみると色々な想いが入り乱れて涙が出そうになる。
今年もとても良いシーズンだった。そして来年も良いシーズンに違いない。
単なるシーズンの結果だけじゃなく、ロアッソを通じて年々深まる絆は更に、と確信出来た。
全国各地からこれだけのサポーターが名古屋に集結出来たことは本当にプラスだし、そしてみんな仲良く盛り上がれる。
5年でJ1というひとつのサイクルが終了しても、クラブは続いていく。
大事なことは、サポーターは変わらずに後押しを続けていくということ。
ホームだろうがアウェイだろうがロアッソ熊本のサポーターであることに誇りを持ってゴール裏を、ウルトラアルデラスを盛り上げていきたい。

3台のバスで帰路について、サポーターみんなで温泉やお土産購入、恒例の尾道ラーメンを食して全員無事に帰熊。
楽しい時間はあっという間に過ぎて、今年もまた「ロアッソがあって良かった」と思えた。
来年またスタジアムでお会いしましょう。

高木監督、3年間ありがとうございました。
リードしたら負けない戦術やメンタル、育てて下さった若い力はきっともっと飛躍すると思います。
そしてロアッソを愛する全ての方々、今シーズンお疲れ様でしたと同時に本当にありがとうございました。
私は入場時や得点時にメインスタンドもバックスタンドも立ち上がってKKがひとつになるその瞬間がとても好きです。
来年もその瞬間の為にスタジアムに向かいます。そしてあと少しKKを赤く染めたいですね。
ロアッソのホームでやるのは嫌だって言われる位の雰囲気、一緒に創っていきましょう!
text by takana


photo by lee
posted by report at 01:31| 試合レポート