2013年07月23日

J2 第25節 栃木SC戦(栃木県グリーンスタジアム)2013年7月20日(土)



栃木SC 0 - 1 ロアッソ熊本

共に闘い、友と喜ぶ


待っていた。
この瞬間を待っていた。
9試合ぶりの勝利。
9試合ぶりの笑顔。

試合終了と同時に拳を突き上げた南、ベンチで喜びを爆発させた北島。涙を流しながら喜ぶサポーター。グリスタのいろんな場所で熊本の勝利のために汗を流した選手・スタッフ・サポーターが最高の時間を共有することができた。

恐れることはなかった。
相手に攻め込まれて耐える時間が続いても。
勢いのあるホーム側のチャントの波が押し寄せてきても。

ワンチャンスで相手の息の根を止めることが出来るゴールの破壊力。
片山が言っていた「シュートはあまり綺麗なシュートではなかったけど、今のチームにとってあの1点は大きかったと思う」という言葉。

苦しいときも逃げずに立ち向かった、選手・スタッフ・サポーターが総力戦でつかみとった1点だった。

「どんな時も共に闘おう!!俺たちなら絶対に乗り切れる!!」

あらためてそう感じさせてくれた瞬間だった。
他のクラブからすれば、ほんの小さな下位チームの1勝かもしれない。
クラブ創設以来最大のピンチにハイリスクな決断をした7月。
先週の決起集会で宮崎事業部長が言った「共に乗り越えよう。力を貸してください」という言葉。
苦しいときもスタジアムに足を運んだサポーター。試合終了後のみんなの涙は苦しい時をがんばって耐えた、そして勝ち取った最高のうれし涙だった。
「俺たちの熊本」が新しい1歩を踏み出した本当に意味のある1勝だ。

ここからまた前をむいて突き進んでいけるように、
この勝利で味わった気持ちを忘れることなく、
残り試合突き進んでいきたい。改めてそう思った。
試合終了後のカモンロッソ。監督のほっとした表情がなんとも印象的だった。


この日は、関東からのバスツアー以外にも、甲府からはロアッソ堀米バスツアーが催行された。そして甲府サポーターだけでなく、FC東京サポーター、川崎フロンターレサポーターとたくさんのJクラブのサポーターの皆さんがゴール裏で共に闘ってくださった。
熊本からは遠い栃木。たくさんのサポーターが足を運ぶのは難しい中、こういった選手を後押ししてくれるサポーターの存在は本当に大きい。おかげでこれまでのグリスタで最大のサポーターで後押しをすることが出来た。
試合前に差し入れをくださったサポーターや声をかけてくださったサポーターには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。この場をかりて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
次はザスパクサツ群馬戦、遊びにきていただけたらなと思います!


次は山形。
ホームでなかなか勝利が遠い熊本。
大丈夫。この勢いを失うことなくサポーターがやれることはただ一つ。
声をからして選手を後押しするだけだ。

text by tokiyan
photo by Nami,Kombu,Tommy,Fuchie,kouro,mayu,sakomon.daxymini


posted by report at 02:16| 試合レポート

2013年07月18日

J2 第24節 FC岐阜戦(熊本県民総合運動公園陸上競技場(うまかな・よかなスタジアム)2013年7月14日(日)



ロアッソ熊本 1 - 1 FC岐阜

俺たちなら絶対に乗り切れる


今週始めに吉田監督退任そして池谷社長が監督代行に就任というリリースは、熊本がかつてない程に厳しい状況下であること、加えて大きな覚悟を持っているということを伺わせた。

その覚悟を持ってリスタートするホーム戦、相手は最下位に沈む同期・岐阜。
しかしながら相手はどこであれ、ここで勝利をもぎ取る。ここでの勝利は大きな意味を持つ。

このリスタート、勝利を見届けに来た開門を待つ長い列のサポーター達。
全員が勝利を切望して止まない面持ち。
そんな中に関東在住のサポーターを数名発見、なんと車で弾丸して来たらしい。なんとまあ頼もしい。
そして開幕戦同様、決起集会を行った。
ここからがスタート、とコールリーダーから今日の試合にかける想い、これからにかける想いを聞き、更にフロントの方から気合いの入った言葉を貰った。やるしかない。

素晴らしい絆宣言を経て、HIKARIで魂を交換する。
今季ももう中盤、すっかり慣れはしたが、今日のHIKARIはより一層チカラを感じた。

キックオフと同時にパスを前に出す姿勢を見せる選手達。
スタメンは大幅に変更され、新たな構成。
選手たちからは「やってやる!」というオーラを放ちながらプレイしているよう。
ゴール裏もひとりひとりが精一杯声を出している感じで、それを束にして届ける。
すると前半もまだ8分辺り、スローインの流れからクロスを堀米が叩き込んで先制!
大歓声!ヒートアップするスタジアム!
いつにも増して声量のあるゴール裏も更に躍動、ホームで久々の勝利をとスタジアム全体がこだまする。
待望の先制弾、だけどまだまだ時間はある。
イーブンのように戦っていければ。

そのまま前半を折り返し、後半も守備は落ち着いてこなしつつ2点目を狙う。
黒木、五領といった怪我復帰組も出場してピッチを走り回る。
終盤になってくるとじわじわと足が止まりだすし、審判のファウル基準にイライラもしながら何とか持ちこたえているところ、ミスからボールをロストし、慌ててファウルで止めた。
今日何度もあった近い距離でのFK、何とか跳ね返してくれとゴール裏も声を上げた。
が、無情にもボールがポストを叩き、一斉に飛び上がる向こう側のサポーターが目に映った・・・
残り時間も少ないところでの痛すぎる失点、だが顔を上げて進むしかない。
攻めるものの精度を欠き、そのまま迎えたホイッスル。
勝ち切れなかった…

だが負けなかった。
最高のリスタートでは無いが、きっと前に進んでいる。
サポーターも汗をかき、声を張り上げた中で掴んだ勝ち点1。
席を立つ者なんてひとりも居なかった。
勝ち点を取ることは本当に大変なんだ、それを認識して精一杯後押ししていこう。

これから1試合1試合、とても重要になってくる。
残り試合やり切る。やり切るしかないよ。

text by takana/photo by lee

posted by report at 23:31| 試合レポート

2013年07月11日

J2 第23節 松本山雅FC戦(熊本県民総合運動公園陸上競技場(うまかな・よかなスタジアム)2013年7月7日(日)



ロアッソ熊本 0 - 3 松本山雅FC

見えなかった勝ち星


朝からすっかり夏空で梅雨も明けたんじゃないかという天気。
前節アウェイでようやく連敗を脱し迎えるホーム連戦、ここでロアッソも梅雨明けといきたい。

スタジアムグルメ広場には七夕とあってか浴衣や甚平のサポーターのちらほら。とてもいい雰囲気。

今節の相手は松本。
今季初優勝を挙げた相手で、もう一度ここで上げていくにはもってこいの相手だ。
試合前に熊本城おもてなし武将隊がゴール裏にて喝を入れてくれ、益々気合いが入る。
HIKARIには初めてGK達も参加し全員で魂を交換。
既に汗ばむ暑さ、これから始まる熊本の夏に比べたらまだまだだが選手達もキツイだろう。精一杯後押しをやっていく。

久々にエンドをチェンジしてキックオフ。
前半は様子見の様相。
こっちに持ってこい!前半のうちに先制を!と呼び込むもののなかなかチャレンジしない。
お互い決定機もないまま前半終了かと思われたところでシュートのこぼれ球に反応され先制を許す…
終了間際にCKからチャンスを迎えるものの弾き返され前半終了。

不甲斐ない出来は後半になっても変わらない。
完璧に崩され2失点目を喫するとスタジアムの空気はガクンと重くなった。
早目に1点を、と奮い立たせて後押しするも、眼前で繰り広げられるのは、スピードに乗った白いユニフォームが向かってくる様子と、ボールがGK南の手をかすめてネットを揺らす光景…

厳しい出来、厳しい敗戦、今季何度かあった、まるで全てが空回りしているかのようなそんな試合だった。
ホームでなかなか勝てない現状は一度勝てればきっと変わる。
もっと強く後押しをやっていくしかない。
次もホーム戦、この試合で現状を打破して変えるんだ。絶対変える。

text by takana/photo by lee


posted by report at 00:29| 試合レポート

2013年07月05日

J2 第22節 愛媛FC戦(ニンジニアスタジアム)2013年7月3日(水)



愛媛FC 1 - 1 ロアッソ熊本

まだまだチャンスはある


中3日の選手たち。もちろんコンディションが万全ではないはず。さらに直前の豪雨でボールが転がらないグランドコンディション。

厳しい環境の中の試合になることはわかっていた。その厳しい環境の中だからこそ勝ってホームにつなげれる試合にしていきたかった。

約30人の熊本サポーターは試合前から愛媛のホームに負けないくらいの声量で選手を鼓舞する。激しい雨の中我々の声は確実に選手に届いていた。
前半が始まり選手たちから「点を取るぞ!」という気持ちが伝わってくる。
その気持ちはほんものであった。堀米選手のクロスがそのままゴールに入り、先制。
このゴールは気持ちの強さの現れであった。

後半に入り、なかなかチャンスの作れないまま試合は終盤へ。

愛媛の選手にミドルシュートを決められ同点で試合終了。

試合後選手たちがサポーターへ挨拶に来る。

選手たちのあの悔しい表情は実際にスタジアムで見たものにしか分からない。
彼らは次節必ずやってくれる。
そう確信のできた瞬間であった。

どんなに厳しい状況でも我々は絶対にあきらめない。選手たちを信じて最後まで後押しをしていく。

■追記

今回は平日にもかかわらず2台の車で弾丸ツアーを開催できたのはみなさんのチームに勝たせたいという気持ちの結果です。残念ながら勝つことはできませんでしたが道中は楽しく過ごせましたでしょうか?
車内でロアッソのお話、みんなで入る温泉は格別に楽しいはずです!!

7月20日のアウェイ栃木戦も弾丸ツアー開催予定ですので是非ご参加ください!!

text by taturou/photo by A's

posted by report at 00:05| 試合レポート

2013年07月02日

J2 第21節 ヴィッセル神戸戦(熊本県民総合運動公園陸上競技場(うまかな・よかなスタジアム)2013年6月29日(土)



ロアッソ熊本 1 - 2 ヴィッセル神戸

続けていく覚悟


6月最後のゲーム、前半戦のラストはホームで強敵・神戸を迎え撃つ。
今シーズンも、もう折り返し地点。
前節ホームでよもやの逆転負けを喫し、なかなか厳しい状態が続いているが、これをキッカケに折り返せたらとサポーターは長い列を作る。
ホームでなかなか勝てない状況が続いていて、調子も天候も上がって来ないが、サポーターの熱は依然そのままのよう。
今日こそは、今日こそは、だ。

開門から暫くは少ないように思えた観客もキックオフが近づくと共に徐々に増えスタンドは程良く埋まり選手入場も映える。
コールリーダーからゴール裏サポーターに向けて気合いを注入、勝って終わりたい。

始まってすぐその神戸の個々のレベルに驚かされた。なかなかついていけない熊本の選手達。
それでも必死に喰らい付く。喰らい付くしかない。
だが無情にも今節も早い時間に失点。相手選手2人の推進力に振り切られて実にあっさりと先制を許してしまった。

やることは変わらない。
選手もサポーターも。
続けるだけだ。

前半はそのまま折り返すも、後半始まって間もなく、続けて来た事が実を結ぶ。
右サイド、ロングフィードにうまく抜け出した仲間がボックス内に侵入し勝負、切り返して低く速いクロスを打ち込んだ先には走り込んで来ていた原田がアウトで合わせて同点!!
ネットが揺れると同時に大歓声のスタジアム、ゴール裏みんなでもみくちゃになりながら逆転へ後押しする気合いを入れ直した。

雨は一向に止む気配もない中、通路で応援していた少年サッカーをやっている風の小学生3人をちょうど入れる隙間に招きいれた。
最初楽しそうにやっていたが、10分程で居なくなってしまった。

やる事は変わらない。
向こうにボールを持たれると長い時間キープされるものの、我慢強く守備を敷き隙を伺う。
奪って素早く転じるも、攻めあぐねてなかなか勝ち越し点が奪えない。
イライラが募る時間帯、先ほど居なくなった小学生達が沢山の仲間たちを連れて帰って来てくれた!
その元気と楽しそうな応援に周りも楽しく一緒に応援を始める。

得点を奪えないまま迎えたロスタイム、PKに屈し、敗戦。
大きい悔しさが残った。でも子供達が沢山来てくれたお陰で応援は楽しく出来、「またね」と声を掛けてその子達とお別れをした。
これからも小さい子達も気軽に来てくれるようなゴール裏でありたい。

水曜はすぐに試合がある。
下を向いてる暇なんてない。
続けていこう。
 
text by takana/photo by lee

posted by report at 22:58| 試合レポート