2013年10月31日

J2 第38節 V・ファーレン長崎 戦(熊本県民総合運動公園陸上競技場(うまかな・よかなスタジアム)2013年10月27日(日)



リベンジ



乗ってきたと思ったら千葉に6失点と散々な前節から迎えるホーム戦、相手はプレーオフ圏内を維持している長崎。
4月、大集団で乗り込んだアウェイの地で惨敗を喫したのは忘れることが出来ない悔しさ。選手達も怒号にそれを感じたと思う。今日はそれを選手、サポーター共々晴らす時。

今節はハロウィンが近いということもあり、仮装したサポーターがたくさんで気合いの入ったものからカワイイものまでそれぞれで楽しませてくれた。

スタグルは長崎の青いユニも目立つ。
10月下旬というのに汗ばむような天候。熱い戦いになりそうだ。

試合は最初から落ち着かず蹴り合う展開。
球際への当たりは強く、やらせない!という強い意志を感じる。
サポーターも相手の声をかき消す様声を張り上げる。
相手も高さや強さ、速さを見せるが身体を張って阻止。
スタジアム一丸となってやらせない。
前半3分のロスタイムが記されて程なく、自陣で奪ったボール、吉井が前を向いてサイド裏に走るファビオに送ると、それを柔らかく養父へ。養父は逆サイド、ファーに逃げる仲間に最高のパスを送ると、仲間はそのボールをピタリと止めて狙い済ましたキックで先制のネットを揺らす!完璧な形のゴールの後、あまり覚えてはいないが、とにかくみんなで喜び合った。

後半開始早々、ネットを揺らされたがファウルで助かる。
サッカーは同じような展開。だけど戦えてる。
きっちりと跳ね返しつつ、カウンターで追加点を狙う。
もう一度クロスからネットを揺らされるがこれはオフサイド。肝を冷やしつつ、でも大丈夫だともう一度声を出す。
追加点は奪えなかったが最後まで集中を切らさず完封勝利、やり切った。

長かった。
ようやく、ようやく4月の雪辱を晴らすことが出来た。
完全にチャレンジャーとなり掴んだ勝利だ。
思いっきりカモンロッソ出来ることが本当に嬉しかった。

試合終了後、ユースがユースカップ決勝トーナメント進出の報告に来てくれた。
ユースメンバーの要望で、勝利のカモンロッソをした。
次につながる若い世代が育ちつつあると感じた瞬間だった。

トップチームは、天皇杯を含めてホームは4連勝。
ホームで流れを掴んだ。ホーム残り2戦、これもモノにしたい。
いや、アウェイであろうがやり切れば自ずと結果はついてくる。今日みたいにサポーターも一丸となって意識を統一すれば絶対に。

text by takana/photo by lee






posted by report at 23:47| 試合レポート

2013年10月12日

J2 第36節 カターレ富山 戦(富山県総合運動公園陸上競技場)2013年10月6日(日)



連勝をかけた試合



下のカテゴリーへの道を閉ざすべく、よく言われる「絶対に負けられない戦い」はハラハラ・ドキドキの、だけど、なにかとても充実感のある勝利となった。

この日の富山には約30名のサポーターがアウェイゴール裏に集結。レンタカーで熊本、東京そして関西から。松本からも。みんなが連勝を願って集まった。大事な試合だったが、なかなかゴール裏には人は集まらなかった。しかし、少ないからと言ってクオリティの低い応援なんてするつもりはない。楽しく熱く。最後まで傾斜のある芝生スタンドに苦しめられながらサポーターも戦った。

この日のロアッソは3トップの左に仲間をチョイス。前半はじめから仲間の奮闘に熱くなる思いだった。前半しょっぱなの拓の負傷退場。倒れこむ拓のもとへ雄太が駆け寄る。大変なことが起こったのではないか。そう思った。「☓」印にサポーターも動揺した。その後拓は大丈夫なのか。本当に心配だ。

拓に変わって入った祐太郎。
その祐太郎がいきなり結果を出す。
前半18分、大迫が蹴ったCKはゾーンで守る富山ディフェンス陣が出るに出れないところに飛び込んで祐太郎がヘディング!

ドンピシャ!!
このゴールの表現にふさわしい、美しいヘディングでロアッソが先制!みんなが思い思いに喜ぶゴール裏。スネアを抱えたまま走りだす女子、そして上半身裸のまま2階席へ走って行く元気な男子!たくさんのハイタッチ、青空に舞う大旗。強いアウェイのロアッソが見れる、そう思った。

30人の少数精鋭の声量があがる!跳ぶ!叫ぶ!
もう1点!もう1点!我々は願った。

その10分後のことだった。
相手選手のボールを祐太郎のファインプレーからカットしてカウンター。
吉井から大迫へのパス!DF1枚を交わして振りぬいたシュートがサイドネットに・・・・・・・


「あーーーーーーーーー。」
「ちょっとまって?入った?入ってないよね????」
「え?でもまって・・・・え???え???」
「はいったんじゃ???」
「え?????」
「キタ!!!入った!!!!!!」
「ウォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」


沈黙の10秒であった。
アウェイゴール裏からは大迫のシュートはサイドネットを鋭く刺したシュートのように見えた。
だが違った。静かにかけ出して小さくガッツポーズ(映像で確認した)

大迫。もっと喜んでくれ。

1点目とはまた対照的なゴール裏であったが前半で2-0のリード。
いつ以来かわからない前半2-0のリードにサポーターも勢いをました。
後半絶対別のチームになる。それが富山だ。気を抜くことなく後半乗り切ろう。そう伝えた。

後半は案の定富山のペース。
とにかく押されっぱなし。苦しい展開が続く。そしてあの暑さ。
前半最初に1枚変えた熊本は2枚しかない。筑城を入れてシステムを4バックに。
そして大迫と斎藤を交代。

残り15分。守れ。守りきれ。2-0で勝つんだ。
そんな願いも相手選手の豪快なミドルで返されました。

それからの10分強、ゴール裏はチャントを止めることなく、最後まで声をからし飛び続けた。最後まで。アディショナルタイムは3分。3分が6分にも9分にも長く感じる時間。胃が痛くなるくらい苦しい試合展開。

久々のアウェイでのカモンロッソ。
選手はちょっと疲れてたような・・・。
18位と19位の対決はここの間を1から4に広げることに成功。

次の天皇杯を挟んで千葉、長崎、大阪。もう残り試合全部勝ちたい。全部勝って締めくくりたい。そう思わせてくれる、そう思った試合だった。

次の広島戦。
去年の感動を再び味わうために。

text&photo by tokiyan

posted by report at 00:30| 試合レポート

2013年10月02日

J2 第35節 コンサドーレ札幌 戦(熊本県民総合運動公園陸上競技場(うまかな・よかなスタジアム)2013年9月29日(日)



勝利を掴み取る


水戸で何とか勝ち点1をもぎ取り迎えるホーム戦、相手は7位の札幌。
ホームは天皇杯を含め2連勝中で、ようやくエンジンが掛かってきた。前節のアウェイ勝ち点1を実のあるものにする為にもここで勝ち点3をモノにしたい。

秋空の下キックオフ。
最初から相手前3人のキープ力に手を焼きつつ、ギリギリのところで寸断するような展開が続く。
前半17分、何とかチャンスを伺いつつ掴んだセットプレイ、中距離のFK。
相手の速い出足になかなか思うようにボールを回せないこんな試合はセットプレイが重要。
蹴るのは好調の大迫、低く速いニアへのクロスを齊藤が軌道を変えて狙いすました通りファーサイドネットを揺らし先制に成功!
久々の先制弾に揺れるスタジアム!これはいけるんじゃないか、そんな気分にさせられた。
そう思っていられたのも束の間、数分後に右サイドを振り切られ鋭いシュートを叩き込まれ同点、振り出しに。

トーンダウンしてはいけなかった。
得点したからといって、失点したからといって、トーンダウンしてはいけない。
ことあるごとに強めていかないとと言い聞かす。

守っては押し込まれ、ボールを保持しては高い位置から速いプレスに苦しみ、行こうにも行けない展開にズルズルとラインは下がりヒヤリとする場面が頻発。
時間の問題とも思われた逆転の被弾を必死に阻止して前半を終わらせることが出来た。

後半も変わらず厳しい中、ベンチが早めに動く。中盤の選手を2枚まとめて替え、前への推進力を図る。
カウンターをしようにも、といった状況であり、シュートまで全く行けてはないものの、相手の交代もあって流れは落ち着きつつあるようだった。

勝ち越しのゴールは緩い流れから突然訪れる。
ロングフィードを収めた仲間が大迫に軽く落としてからスタジアムが揺れるまで5秒あっただろうか。
ダイレクトで上げられた鋭く速いクロスに相手DFは反応出来ず、いつの間にかPA内にスルスルと入っていた養父が前に出てフリーでヘディング、枠に向かうボールにGKは触るだけが精一杯、ボールがこぼれる先には片山、左足一閃、サイドネットに突き刺さるや大歓声のスタジアム!!

これから約15分はホームのチカラ全てを賭けて死守するだけ。
振り絞って後押しをする。
長い長いロスタイムを経て手に入れた勝利、大きな意味を持つ勝ち点3…

みんなゴール裏に移動してカモンロッソ。
これで3試合連続のカモンロッソだけど何度やってもやっぱり最高の時間!

今まで勝てなかったホーム、今日のような展開でも勝利をたぐり寄せることが出来るんだからもう怖くない。
当然アウェイ水戸で必死にもぎ取った勝ち点1があってこそ。
今日、上を向ける勝ち点3を獲れた。
この勢いをそのままにアウェイ富山の地で勝利を掴み取り更に上を向こう!絶対やれる。

text by takana/photo by lee




posted by report at 21:39| 試合レポート