2014年06月24日

J2 第18節 ザスパクサツ群馬 戦(正田醤油スタジアム群馬)2014年06月14日(土)

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決めきる日々を待つ



第18節、敵地での連戦、正田醤油スタジアム群馬で、前節からの連勝を狙うザスパクサツ群馬と闘う。
今の戦績は熊本が上回っている、彼我のチーム力の差を示して、第 8節以来のアウェイ戦での勝利を持ち帰ろう。

熊本ゴール裏を埋めるファン・サポーターはおよそ100人、想いの強さと濃さは、群馬ゴール裏のそれに負けていないはず。
リーグ戦の日程上早くも迎えた、おそらく関東でのシーズン最後の応援ツアーを彩りたい想いもある。

風下となるサイドに陣取った前半、優勢にゲームに入ったと思われたが、早々に思わぬ先制点を奪われる。
しかし今の熊本には、先制されたところで撃ち返す強い力がある、心配などまったく感じられない、ゴール裏の声はむしろ強気を増して選手たちを押す。

失点の直後からの途切れない速い攻撃、切り込んだ澤田崇選手が左脚を振り抜く、ボールは群馬ゴールに吸い込まれ、簡単に同点に追いつく。
攻撃的なフォーメーションが効いている、熊本のペースだ、早く勝負を決めてしまいたい。

後半、熊本のスタイルはできている、相手からのたいした脅威などない、シュートも前半を上回っている、攻め続ける。
でもゴールが遠かった、9試合目のドロー...ゴール裏を訪れた選手たちの健闘を称え、次節のホームでの勝利を約して、終戦となった。

決して悪くない闘いだった、むしろゲームを制していた闘いだった。
今日も、勝利は眼の前にあった、今日も、それを掴み取るために、決めきるだけだった、

無論、チームもファン・サポーターもこれに満足していない、でも、共にこれを乗り越える手応えと自信を持っている。
今日までの、負けない日々に蓄えてきた力が、決めきる力になり、そうして、決めきったことを、共に喜ぶ日々を迎える時が、眼の前に訪れていることを信じて待とう。

text by hineko /photo by bellstar


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posted by report at 09:02| 試合レポート

2014年06月02日

J2 第15節 栃木SC 戦(栃木グリーンスタジアム)2014年05月24日(土)

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もう一歩を踏み出す勇気を育てる

ここまでいい闘いを続けている、そろそろこの先の世界に躍り出る時だ。
第15節、対する相手は栃木SC、夏の入りの暑く晴れ渡った北関東の空に、門出のカモンロッソを轟かせてやろう。

栃木県グリーンスタジアムの熊本ゴール裏に参じたファン・サポーターは、新宿初のバスツアーの参戦者を中心に50人というところか。
いい、十分だ、大丈夫、3,000人くらいの敵に臆することはない。

序盤から、熊本が優勢に試合を進める。
前線に起点を定めた速い攻撃を続けて、栃木が意図する攻守の態勢をつくらせない、これまでとやや違う攻撃的なアプローチ、熊本が結実を得る時が遠くなさそうな展開だ。

その時をものにしたのは、おそらく今日のこの闘いかたのキーとなるべくトップ下に配された養父雄仁選手、敵の最終ラインを見事に崩すシンプルなパスワークからの、見事なフィニッシュ。
快心のバースデーゴール、熊本ゴール裏の一角から沸き起こった歓喜の赤い波動が、スタジアムを覆う。

このまま後半に入り、決戦の道筋を探る両チーム。
まずは栃木が反攻に出る、熊本の右サイドを攻撃の起点に定めて同点弾を決めるや、熊本も勝負どころ、その右サイドからの逆襲に出る。

巻誠一郎選手を狙って、大迫希選手が放つアーリークロスが、絶妙に効いている。
この眼前にあるゴールに叩き込んで終えよう、熊本に勝利を持って帰ろう...しかし及ばず、無常のタイムアップのホイッスル。

負けなかった、でも勝ちきることができなかった。
負けさせなかった、でも勝ちきらせることができなかった。

試合の局面々々で迎え撃つ小さな闘いのひとつひとつにも、あと少しの力を注いで制しようとする気持ち、いや、そうすることでもう一歩を踏み出そうとする勇気が、足りなかったのかもしれない。
少なくとも、上位圏を狙ってせめぎあうクラブの間に大きな力の差などはないはず、だから、ロアッソ熊本のチームもサポーターも、このもう一歩を踏み出す勇気を、ひとつひとつの試合を重ねるごとに逞しく育てて、この先の世界に躍り出るための決定力にできたらいい。

text by hineko /photo by supporters
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