2012年07月11日

J2第23節 FC岐阜(岐阜メモリアルセンター長良川競技場)7月8日(日)19:00キックオフ


つながった七月の勝星


試合終了のホイッスル。
久々の3連勝の嬉しさと後半よく失点しなかったなという安堵感が入り交じる不思議な感情だった。

というよりも、前節のエントリーの締めくくりにあった
「 アウェイからホーム、そしてホームからアウェイへつなぐことが
出来た勝利、次もまた、つながっていくと 信じて後押ししていこう! 」
というtakana氏のフレーズが脳裏をよぎった。

「つなげた。」正直ホッとした。

この日のアウェイ側席には熊本はもちろん、関西、東海、中部、関東、色んなところから色んな手段で集結。
約100名ほどのサポーターで後押しをした。

選手たちの表情が日増しに自信を帯びてくる。
これだけ好調を極めると、アップ中さえも相手を圧倒しているように感じる。

サポーターも同じだ。
数的不利を感じさせない攻めのチャントそしてコール。
緩衝帯越しの岐阜サポーターやジュニアユースの選手たちの注目を一気に浴びた光景がとても印象的だった。

前半、両チーム慎重な入りだった。
好調なチームはアイデアがすごい。養父から繰り出されるスルーパス、原田の相手のスペースをつくロングボール。すべてがいいように機能して次第にロアッソがペースを握る。


そして先制点。
原田のロングボールに2列目から飛び出したのは武富。
柔らかいクロスにヘディングしたのはなんと大迫。


ゴール左隅に決まった美しいゴール。
アウェイでなかなか勝てなかったことを忘れるくらいにいとも簡単にゴール。
ゴール裏のサポーターも狂喜乱舞!

この先制点で、流れを一気に引き寄せた。
武富がチャレンジする。矢野が滞空時間の長いヘッドで狙う。
片山が積極果敢にカットインする。
たくさんのチャレンジに追加点を取る期待が高まる。


もう少し。もう少し。


そして先制してから約10分後、その瞬間は訪れた。
バイタルエリアで細かなパスをつなぐ。
相手がプレスしたいができない微妙な位置で武富がドリブル。
1人かわし、2人かわし、相手GKの体重が左に寄ったところで、
思い切り逆に振り抜く。


今季10得点目。
4試合連続、8戦7ゴール。
もはやこの男を誰も止めることができない。


再び沸くアウェイ側。
たくさんの喜んだ表情がアウェイ側にあった。3点とろう、4点とろう!
今の熊本の勢いを止めることはできない、そんな雰囲気がピッチから伝わってきた。


後半は岐阜が狙いにくる。
これまで横につなぎビルドアップをしていたチームが一変、縦に長いボールを放り始める。うまく適応できないシーンが目立った。
しかし、南、矢野、吉井、筑城がゴールを割らせない。そして途中から入った福王も積極的なディフェンスを見せる。
前半の倍位に感じられた後半。とにかく耐える時間が続いた。


試合終了のホイッスル。
2節前のアウェイ富山戦同様に静まり返るスタジアム。
喜びを爆発させたのはピッチの選手ばかりではない。
勝利のチャントがスタジアム全体を包んだ。

3連勝。
アウェイゴール裏に挨拶に来た選手たちは本当に充実した表情を浮かべていたが、もう次の京都戦を見据えた引き締まった表情が印象的だった。


アウェイからホームへそしてアウェイへつないだ勝利。
もう一度つながると信じてそのバトンを熊本のみんなに託します。

text by tokiyan/photo by lee

posted by report at 22:58| 試合レポート