2013年10月12日

J2 第36節 カターレ富山 戦(富山県総合運動公園陸上競技場)2013年10月6日(日)



連勝をかけた試合



下のカテゴリーへの道を閉ざすべく、よく言われる「絶対に負けられない戦い」はハラハラ・ドキドキの、だけど、なにかとても充実感のある勝利となった。

この日の富山には約30名のサポーターがアウェイゴール裏に集結。レンタカーで熊本、東京そして関西から。松本からも。みんなが連勝を願って集まった。大事な試合だったが、なかなかゴール裏には人は集まらなかった。しかし、少ないからと言ってクオリティの低い応援なんてするつもりはない。楽しく熱く。最後まで傾斜のある芝生スタンドに苦しめられながらサポーターも戦った。

この日のロアッソは3トップの左に仲間をチョイス。前半はじめから仲間の奮闘に熱くなる思いだった。前半しょっぱなの拓の負傷退場。倒れこむ拓のもとへ雄太が駆け寄る。大変なことが起こったのではないか。そう思った。「☓」印にサポーターも動揺した。その後拓は大丈夫なのか。本当に心配だ。

拓に変わって入った祐太郎。
その祐太郎がいきなり結果を出す。
前半18分、大迫が蹴ったCKはゾーンで守る富山ディフェンス陣が出るに出れないところに飛び込んで祐太郎がヘディング!

ドンピシャ!!
このゴールの表現にふさわしい、美しいヘディングでロアッソが先制!みんなが思い思いに喜ぶゴール裏。スネアを抱えたまま走りだす女子、そして上半身裸のまま2階席へ走って行く元気な男子!たくさんのハイタッチ、青空に舞う大旗。強いアウェイのロアッソが見れる、そう思った。

30人の少数精鋭の声量があがる!跳ぶ!叫ぶ!
もう1点!もう1点!我々は願った。

その10分後のことだった。
相手選手のボールを祐太郎のファインプレーからカットしてカウンター。
吉井から大迫へのパス!DF1枚を交わして振りぬいたシュートがサイドネットに・・・・・・・


「あーーーーーーーーー。」
「ちょっとまって?入った?入ってないよね????」
「え?でもまって・・・・え???え???」
「はいったんじゃ???」
「え?????」
「キタ!!!入った!!!!!!」
「ウォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」


沈黙の10秒であった。
アウェイゴール裏からは大迫のシュートはサイドネットを鋭く刺したシュートのように見えた。
だが違った。静かにかけ出して小さくガッツポーズ(映像で確認した)

大迫。もっと喜んでくれ。

1点目とはまた対照的なゴール裏であったが前半で2-0のリード。
いつ以来かわからない前半2-0のリードにサポーターも勢いをました。
後半絶対別のチームになる。それが富山だ。気を抜くことなく後半乗り切ろう。そう伝えた。

後半は案の定富山のペース。
とにかく押されっぱなし。苦しい展開が続く。そしてあの暑さ。
前半最初に1枚変えた熊本は2枚しかない。筑城を入れてシステムを4バックに。
そして大迫と斎藤を交代。

残り15分。守れ。守りきれ。2-0で勝つんだ。
そんな願いも相手選手の豪快なミドルで返されました。

それからの10分強、ゴール裏はチャントを止めることなく、最後まで声をからし飛び続けた。最後まで。アディショナルタイムは3分。3分が6分にも9分にも長く感じる時間。胃が痛くなるくらい苦しい試合展開。

久々のアウェイでのカモンロッソ。
選手はちょっと疲れてたような・・・。
18位と19位の対決はここの間を1から4に広げることに成功。

次の天皇杯を挟んで千葉、長崎、大阪。もう残り試合全部勝ちたい。全部勝って締めくくりたい。そう思わせてくれる、そう思った試合だった。

次の広島戦。
去年の感動を再び味わうために。

text&photo by tokiyan

posted by report at 00:30| 試合レポート