2013年11月13日

J2 第40節 アビスパ福岡 戦(熊本県民総合運動公園陸上競技場(うまかな・よかなスタジアム)2013年11月10日(日)



決着つかず



今年も残すところあと3試合。
最後のバトルオブ九州、相手は福岡。
前回は100分を超える死闘の末、何とか引き分けに持ち込んだ。
前回ホームで長崎に勝利したように、対九州は連勝で終わりたい。
ここ最近見せるホームでの強さなら行けるはず。

熊本であれ18時を過ぎるとあっという間に日は落ち、さすがに冷え込む。
それで暖かいものを求めてか、スタグルは大賑わい。どのお店にも列が出来ていた。
来季のシーズンチケット売り場や大望忘年祭のブースもあり、そんな季節なんだなと実感。

スタメンを若干入れ替えてスタート。
序盤から主導権を握る。
出足の速いプレス、セカンドボールを掌握して繰り出す厚みのある攻撃で先制点を奪うのは時間の問題かと思われたがネットを揺らすには至らない。
とにかく負けられないという思いは感じられ、ゴール裏も気合いを入れて跳び叫ぶ。
スコアレスのまま前半を折り返す。

後半になると若干向こうの時間が続くがやらせない。だが決定的なシーンを2度程迎えるも決められないでいると、左からのFKを頭で合わせられて先制されてしまった。
得点出来ていれば早々に支配できるゲーム展開だっただけに勿体無い失点…
時間はまだある、ホームゲーム、何としても追い付かせる。

後半はロスタイムまで来てしまった。
表示は4分。席を立つ人は皆無。
こっちに来い、こっちに来いと力一杯呼び込む。
もう3分が過ぎようとしていた頃、右サイド、相手のクリアボールを奪った大迫が駆け上がり低いクロス、ニアの齊藤には合わない、中のキタジにも合わない…と思ったらファー、フリーで走り込む養父の姿、遂にゴールを陥れて同点!
物凄い歓声と盛り上がりにこのまま逆転を、と思われたがタイムアップ。
よく追いつけた、けれど勝たなければいけない内容。

バトルオブ九州、最後は何とかドローに持っていけたものの散々たる結果で悔しい思いをした。来季は全勝を狙ってリベンジをしたい。特にアウェイは未勝利だったのでもっとみんなで赴いて後押しをしたい。

次節は今季ホーム最終戦。
追いつけたということをプラスに捉え絶対勝利で終える。
少しでも多くの後押しをする為にひとりひとりが仲間を誘ってスタジアムに行こう!
一生に一度しかない2013シーズンのホーム最終戦、行かないと後悔するから!

text by takana/photo by lee

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2013年11月08日

J2 第39節 ガンバ大阪 戦(万博記念競技場)2013年11月3日(日)



戦えていたか



アウェイゴール裏は沈黙だった。
ただただ沈黙だった。
何も出来ずに終わった。
まるでアウェイ千葉戦のような。

300人を超えるサポーターが初めて万博競技場でロアッソ熊本と叫んだ。
熊本から、大阪から、関東から。みんなそれぞれの思いを持って。

「気持ち見せろよ。」
そんな声も聞こえてきた。
サポーターの後押しが足りなかったんだ。
俺たちも気持ちを見せていかないと。
まだまだ足りない。
それだけだ。

次につながる。
次につながる。
次につながる。
言い続けてきた。
でももうあと3試合しかない。
このチームを後押しできるのも。
2013シーズンの熊本を後押しできるのも。

気持ちが見えない。
そう感じたのならば、俺たちが気持ちを見せ続けるしかない。

戦え熊本。
誇りを胸に。

戦え熊本。
笑顔のために。

text by tokiyan/photo by lee

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2013年10月31日

J2 第38節 V・ファーレン長崎 戦(熊本県民総合運動公園陸上競技場(うまかな・よかなスタジアム)2013年10月27日(日)



リベンジ



乗ってきたと思ったら千葉に6失点と散々な前節から迎えるホーム戦、相手はプレーオフ圏内を維持している長崎。
4月、大集団で乗り込んだアウェイの地で惨敗を喫したのは忘れることが出来ない悔しさ。選手達も怒号にそれを感じたと思う。今日はそれを選手、サポーター共々晴らす時。

今節はハロウィンが近いということもあり、仮装したサポーターがたくさんで気合いの入ったものからカワイイものまでそれぞれで楽しませてくれた。

スタグルは長崎の青いユニも目立つ。
10月下旬というのに汗ばむような天候。熱い戦いになりそうだ。

試合は最初から落ち着かず蹴り合う展開。
球際への当たりは強く、やらせない!という強い意志を感じる。
サポーターも相手の声をかき消す様声を張り上げる。
相手も高さや強さ、速さを見せるが身体を張って阻止。
スタジアム一丸となってやらせない。
前半3分のロスタイムが記されて程なく、自陣で奪ったボール、吉井が前を向いてサイド裏に走るファビオに送ると、それを柔らかく養父へ。養父は逆サイド、ファーに逃げる仲間に最高のパスを送ると、仲間はそのボールをピタリと止めて狙い済ましたキックで先制のネットを揺らす!完璧な形のゴールの後、あまり覚えてはいないが、とにかくみんなで喜び合った。

後半開始早々、ネットを揺らされたがファウルで助かる。
サッカーは同じような展開。だけど戦えてる。
きっちりと跳ね返しつつ、カウンターで追加点を狙う。
もう一度クロスからネットを揺らされるがこれはオフサイド。肝を冷やしつつ、でも大丈夫だともう一度声を出す。
追加点は奪えなかったが最後まで集中を切らさず完封勝利、やり切った。

長かった。
ようやく、ようやく4月の雪辱を晴らすことが出来た。
完全にチャレンジャーとなり掴んだ勝利だ。
思いっきりカモンロッソ出来ることが本当に嬉しかった。

試合終了後、ユースがユースカップ決勝トーナメント進出の報告に来てくれた。
ユースメンバーの要望で、勝利のカモンロッソをした。
次につながる若い世代が育ちつつあると感じた瞬間だった。

トップチームは、天皇杯を含めてホームは4連勝。
ホームで流れを掴んだ。ホーム残り2戦、これもモノにしたい。
いや、アウェイであろうがやり切れば自ずと結果はついてくる。今日みたいにサポーターも一丸となって意識を統一すれば絶対に。

text by takana/photo by lee






posted by report at 23:47| 試合レポート

2013年10月12日

J2 第36節 カターレ富山 戦(富山県総合運動公園陸上競技場)2013年10月6日(日)



連勝をかけた試合



下のカテゴリーへの道を閉ざすべく、よく言われる「絶対に負けられない戦い」はハラハラ・ドキドキの、だけど、なにかとても充実感のある勝利となった。

この日の富山には約30名のサポーターがアウェイゴール裏に集結。レンタカーで熊本、東京そして関西から。松本からも。みんなが連勝を願って集まった。大事な試合だったが、なかなかゴール裏には人は集まらなかった。しかし、少ないからと言ってクオリティの低い応援なんてするつもりはない。楽しく熱く。最後まで傾斜のある芝生スタンドに苦しめられながらサポーターも戦った。

この日のロアッソは3トップの左に仲間をチョイス。前半はじめから仲間の奮闘に熱くなる思いだった。前半しょっぱなの拓の負傷退場。倒れこむ拓のもとへ雄太が駆け寄る。大変なことが起こったのではないか。そう思った。「☓」印にサポーターも動揺した。その後拓は大丈夫なのか。本当に心配だ。

拓に変わって入った祐太郎。
その祐太郎がいきなり結果を出す。
前半18分、大迫が蹴ったCKはゾーンで守る富山ディフェンス陣が出るに出れないところに飛び込んで祐太郎がヘディング!

ドンピシャ!!
このゴールの表現にふさわしい、美しいヘディングでロアッソが先制!みんなが思い思いに喜ぶゴール裏。スネアを抱えたまま走りだす女子、そして上半身裸のまま2階席へ走って行く元気な男子!たくさんのハイタッチ、青空に舞う大旗。強いアウェイのロアッソが見れる、そう思った。

30人の少数精鋭の声量があがる!跳ぶ!叫ぶ!
もう1点!もう1点!我々は願った。

その10分後のことだった。
相手選手のボールを祐太郎のファインプレーからカットしてカウンター。
吉井から大迫へのパス!DF1枚を交わして振りぬいたシュートがサイドネットに・・・・・・・


「あーーーーーーーーー。」
「ちょっとまって?入った?入ってないよね????」
「え?でもまって・・・・え???え???」
「はいったんじゃ???」
「え?????」
「キタ!!!入った!!!!!!」
「ウォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」


沈黙の10秒であった。
アウェイゴール裏からは大迫のシュートはサイドネットを鋭く刺したシュートのように見えた。
だが違った。静かにかけ出して小さくガッツポーズ(映像で確認した)

大迫。もっと喜んでくれ。

1点目とはまた対照的なゴール裏であったが前半で2-0のリード。
いつ以来かわからない前半2-0のリードにサポーターも勢いをました。
後半絶対別のチームになる。それが富山だ。気を抜くことなく後半乗り切ろう。そう伝えた。

後半は案の定富山のペース。
とにかく押されっぱなし。苦しい展開が続く。そしてあの暑さ。
前半最初に1枚変えた熊本は2枚しかない。筑城を入れてシステムを4バックに。
そして大迫と斎藤を交代。

残り15分。守れ。守りきれ。2-0で勝つんだ。
そんな願いも相手選手の豪快なミドルで返されました。

それからの10分強、ゴール裏はチャントを止めることなく、最後まで声をからし飛び続けた。最後まで。アディショナルタイムは3分。3分が6分にも9分にも長く感じる時間。胃が痛くなるくらい苦しい試合展開。

久々のアウェイでのカモンロッソ。
選手はちょっと疲れてたような・・・。
18位と19位の対決はここの間を1から4に広げることに成功。

次の天皇杯を挟んで千葉、長崎、大阪。もう残り試合全部勝ちたい。全部勝って締めくくりたい。そう思わせてくれる、そう思った試合だった。

次の広島戦。
去年の感動を再び味わうために。

text&photo by tokiyan

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2013年10月02日

J2 第35節 コンサドーレ札幌 戦(熊本県民総合運動公園陸上競技場(うまかな・よかなスタジアム)2013年9月29日(日)



勝利を掴み取る


水戸で何とか勝ち点1をもぎ取り迎えるホーム戦、相手は7位の札幌。
ホームは天皇杯を含め2連勝中で、ようやくエンジンが掛かってきた。前節のアウェイ勝ち点1を実のあるものにする為にもここで勝ち点3をモノにしたい。

秋空の下キックオフ。
最初から相手前3人のキープ力に手を焼きつつ、ギリギリのところで寸断するような展開が続く。
前半17分、何とかチャンスを伺いつつ掴んだセットプレイ、中距離のFK。
相手の速い出足になかなか思うようにボールを回せないこんな試合はセットプレイが重要。
蹴るのは好調の大迫、低く速いニアへのクロスを齊藤が軌道を変えて狙いすました通りファーサイドネットを揺らし先制に成功!
久々の先制弾に揺れるスタジアム!これはいけるんじゃないか、そんな気分にさせられた。
そう思っていられたのも束の間、数分後に右サイドを振り切られ鋭いシュートを叩き込まれ同点、振り出しに。

トーンダウンしてはいけなかった。
得点したからといって、失点したからといって、トーンダウンしてはいけない。
ことあるごとに強めていかないとと言い聞かす。

守っては押し込まれ、ボールを保持しては高い位置から速いプレスに苦しみ、行こうにも行けない展開にズルズルとラインは下がりヒヤリとする場面が頻発。
時間の問題とも思われた逆転の被弾を必死に阻止して前半を終わらせることが出来た。

後半も変わらず厳しい中、ベンチが早めに動く。中盤の選手を2枚まとめて替え、前への推進力を図る。
カウンターをしようにも、といった状況であり、シュートまで全く行けてはないものの、相手の交代もあって流れは落ち着きつつあるようだった。

勝ち越しのゴールは緩い流れから突然訪れる。
ロングフィードを収めた仲間が大迫に軽く落としてからスタジアムが揺れるまで5秒あっただろうか。
ダイレクトで上げられた鋭く速いクロスに相手DFは反応出来ず、いつの間にかPA内にスルスルと入っていた養父が前に出てフリーでヘディング、枠に向かうボールにGKは触るだけが精一杯、ボールがこぼれる先には片山、左足一閃、サイドネットに突き刺さるや大歓声のスタジアム!!

これから約15分はホームのチカラ全てを賭けて死守するだけ。
振り絞って後押しをする。
長い長いロスタイムを経て手に入れた勝利、大きな意味を持つ勝ち点3…

みんなゴール裏に移動してカモンロッソ。
これで3試合連続のカモンロッソだけど何度やってもやっぱり最高の時間!

今まで勝てなかったホーム、今日のような展開でも勝利をたぐり寄せることが出来るんだからもう怖くない。
当然アウェイ水戸で必死にもぎ取った勝ち点1があってこそ。
今日、上を向ける勝ち点3を獲れた。
この勢いをそのままにアウェイ富山の地で勝利を掴み取り更に上を向こう!絶対やれる。

text by takana/photo by lee




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2013年09月23日

J2 第34節 水戸ホーリーホック 戦(ケーズデンキスタジアム水戸)2013年9月22日(日)



ただ上を目指して


難しい試合だった。
でも勝ち点を積み上げて順位が上がった。
今必要なことは1つでも上の順位を目指すこと。

コールリーダーは言っていた。
「苦しい戦いは続くが上を目指して行こうと」

アウェイ水戸には100名近いサポーターが訪れた。
熊本・東京・川崎・大宮・柏など、選手を応援してくださるサポーターの数も多い。
試合開始前からいい雰囲気が創り出せていた。
いい雰囲気とは、「楽しく後押しができる雰囲気」である。
そのいい雰囲気のまま試合を迎え後押し。

水戸のハイプレスに熊本は防戦一方。なかなかチャンスを掴めないどころかピンチが増えるばかり。
そう思っている矢先に失点。PKでの失点だった。下をむく選手もサポーターもいなかった。絶対に逆転する。そう思いながら自然と声量があがった。

そして同点ゴール。
オウンゴールではあったが、泥臭く同点に追いついた。
歓喜のゴール裏。そして行ける!絶対行けるという今日イチの雰囲気がアウェイゴール裏を包んだ。

後半もロアッソらしさはなく、苦しい展開が続いたが、なんとかアウェイで勝ち点1という最低限の勝ち点を持ち帰ることとなった。

苦しいことには変わりはない。
だけど、あのホームのヴェルディ戦のような最高の雰囲気でホームの試合ができる。
とにかく目の前の勝利のために、叫び飛び跳ねてほしい!
熊本の誇りを胸に熱く闘おう。

text by tokiyan/photo by roasso supporter


posted by report at 01:20| 試合レポート

2013年09月17日

J2 第33節 東京ヴェルディ戦(熊本県民総合運動公園陸上競技場(うまかな・よかなスタジアム)2013年9月16日(月)



待ち望んだ歓喜


何人のサポーターと握手をしただろう。
何人のサポーターとハイタッチをしただろう。
ぎっしりと埋まったゴール裏は夕焼け空よりも真っ赤だった。
監督も、スタッフも、選手も、ボランティアもそしてサポーターも5月3日以来のカモンロッソは2013ラスト10の最高の幕開けとなった。

キックオフと同時に養父がスライス気味の弾道でシュートを放つ。今までになく強い気持ちが見えた。それは試合後のコメントを見て納得した。お互いミスが多い前半。なかなか主導権をつかむもシュートに持ち込もうとするところで歯がゆいプレーが目立った。モヤモヤした雰囲気がスタジアムを包んでいた直後、またもミスからのカウンターで失点。

下を向いていた選手がいるように感じたゴール裏のサポーター。「まだ時間あるのに下向いてんじゃねぇ!!!」そんな声が聞こえてきた。失点で目を覚ました印象があったロアッソはだんだん主導権を握る展開となってきた。そして大迫の同点ゴール。藤本のスルーからきれいな形でゴールを決めてみせた。地響きのように湧き上がるゴール裏。メインスタンドもバックスタンドも総立ちだった。まだまだこれから!確実に勢いのなくなる東京の選手たち。しかしなかなか両者思うような展開とは行かず、熊本は帰国したばかりのウーゴを投入。まだまだ本調子では無さそうだったが、ウーゴのちょっとした動きが熊本に歓喜をもたらす。

82分。黒木→養父へのパスそしてフリーの斎藤へ。斎藤は1フェイントを入れ右足一閃。ゴール裏からみたそれは、ものすごくきれいな弾道で相手GKの手をかすめることなくゴール左隅に突き刺さった。

すごかった。スタジアムが。

すごい歓声だった。うちのエースの右足一閃。
感極まって泣いているサポーターもいた。

それからの時間は覚えていない。
だけど、アディショナルタイムの4分が本当に長かった。

6102名のカモンロッソ。
いや、6102名のサポーターとこの数に含まれない選手・スタッフ・SAさんみんなでカモンロッソしてた。最高だった。とにかく最高だった。

勝つっていいな。続けないとなって思った。
まだまだ苦しい試合は続くけど。

「どんな時も共に闘おう!俺たちなら絶対に乗りきれる!」

【協力ありがとうございました】
斎藤紀由氏への激励メッセージをいただいた122名の皆様。この場を借りて御礼申し上げます。いただいたメッセージと写真はかならずキヨシへ届けます。ご協力いただき、ありがとうございました!

text by tokiyan/photo by lee




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2013年09月09日

第93回天皇杯2回戦 徳島ヴォルティス戦(熊本県民総合運動公園陸上競技場(うまかな・よかなスタジアム)2013年9月8日(日)

ホームで勝たせる


「ホームだから勝てた」
そんな後押しが今季ようやく出来た気がする。

つい先日に北九州に敗れ去ってホーム10敗目を喫し、中2日で迎えるは天皇杯、相手はリーグ戦絶好調の徳島。
もういつ勝ったのか思い出せないくらいにホームでの勝利から遠ざかっている。

スタメンは連戦および天皇杯ということもあってかフレッシュな顔ぶれもあり、更にここで悪い流れを断ち切りたいといった思惑も感じる。
16時にキックオフの笛。
この季節の16時は暑いかと思われたが、雲掛かった空のせいでそこまでの気温は感じなかった。

メンバーが変わっても、そうそう続けてきたサッカーが変わることは難しく、遅いサッカーに終始。
お互い緩い前半になりそうな中、徳島、サイドに長いボールが出てクロス、ヘッドで合わせられ失点。
シンプルな攻撃に屈し1点を献上、またも追う展開。そして前半はほとんど良いところなく終了。

このままズルズルと思われた中、後半スタートから仲間を投入すると、若干前を向けるようになりだんだんとリズムも出てきた。
相手PA内に侵入する選手たちはいつもより多く感じ、点を取るんだ、そんな意識を感じられる中、スローイングからのリスタートをミドルレンジで収めた養父、相手のプレッシャーが弱いと見るや右足一閃、ゴール右隅に突き刺して同点!
程なく矢野が不可解なジャッジで退場に追い込まれるも、スタジアムの雰囲気は全く萎縮することなく熱気に包まれていた。
より一層魂を込めてチャントを歌うゴール裏、そのチャントに乗って選手たちも決定的な場面を作り出すも90分での決着はつかず延長へ。

延長開始前、もう一度HIKARIを歌って選手達と自分達に気持ちを入れなおす。
時折足を伸ばす仕草を見せるものの、90分やってきたとは思えない程、ピッチを走り回る選手たち。
スタジアムの雰囲気に後押しされてか、1人少ないなんて全く感じさせない。
お互い2度程の決定機を迎えるも決めきれず、とうとうPK戦へ突入することになった。

サポーター達がメインスタンド、バックスタンドから続々とゴール裏に集まってくる。
120分安定したパフォーマンスを披露したGKは初出場で熊本出身・畑。
手を叩きながらこちらのゴールに向かってくる。今日最後の仕事だ、と言わんばかりに。
ここで鼓舞しないワケにはいかない。みんなで思いっきり何度も「ミノル!」と叫ぶ。

PK戦になって声援は一段と大きさを増し、熊本の選手が決める度に揺れるスタジアム。
スタッフも選手も肩を組み、サポーターのエネルギーは熊本のキッカーと畑に注がれる。
ゴール裏から見る畑の背中は一段と大きく見えた。

2本目を徳島が外しリードを奪う。
落ち着いて決めていく熊本の選手たち。
いよいよ5本目。
止めて終わるか、決めて終わるかのところまで来た...
キックと同時に畑が左へ反応、ボールが弾かれるや今日一番の大歓声に揺れるスタジアム!
一気に畑の上に折り重なる選手達。ベンチの選手、スタッフもみんな。
ゴール裏に走ってきてくれる選手達もいてみんな喜びを爆発させる。全員立ち上がってそれを共有するサポーター。
久々に手にする勝利、全員で手にした勝利。

テンション高くゴール裏に跳ねてきた選手達と一緒にカモンロッソを。
ようやく、ようやく、ようやく。
長い時間を擁したけれど、やっぱり最高の時間!
今季残り全部コレをやっていきたい!

次も運良くホーム戦。
全て良い方に向かう、そう思える試合を展開したからもう心配は要らない。
みんなスタジアムに足を運んで思いっきり後押しをすれば自ずと結果はついてくる。
そして選手達にこう言って貰えるようにやっていこう。
「ホームだから勝てた」って。

text by takana
posted by report at 23:03| 試合レポート

2013年09月07日

J2 第31節 ギラヴァンツ北九州戦(熊本県民総合運動公園陸上競技場(うまかな・よかなスタジアム)2013年9月5日(木)


皆がひとつになろう


再試合となったバトルオブ九州、北九州戦。
中止になった日とは打って変わって快晴で、結果も晴々といきたかった。
今節に掛ける思いは誰しも同じであり、ここで悪い流れを断ち切らなければならなかった。

厳しい敗戦。
追い上げる姿勢は見せたが同点にも及ばず。
まだまだ足りないということだろう、何もかも。

あと10試合、オール熊本で頑張るしかない。月並みだがそれしかないんだ。
足枷になってるのかと思えるようなホームはあと5試合もあるじゃないか。
天皇杯を含めホームが続く。
スタンドを埋めてホーム力をもっともっと発揮して全勝しよう。
熊本みんなで得点と勝ち点を獲るんだ。

text by takana/photo by lee

posted by report at 22:58| 試合レポート

2013年09月02日

J2 第32節 京都サンガF.C. 戦(京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)2013年9月1日(日)


こんなもんじゃない


「ごめんごめん!申し訳ない。ほんとに申し訳ない」

主税がこんなこんな言葉をアウェイサポーターに投げかけた。
「こんなもんじゃないっしょ?!」
「こんなんで終わらないよね?!」

選手を激励するいろんな言葉がゴール裏から飛んだ。

正面を見据える選手。
下をむく選手。
いろんな表情を見た。

とにかく、まだまだ何もかもが足りない。
そう感じた。

だから最後まで楽しく熱く後押しし続けるしかない。
スタジアムで声をからすしかない。

それしかできないもどかしい気持ちもあるけど。
たくさんのサポーターでスタジアムを埋めること。
たくさんのサポーターで声をからすこと。

木曜日。
そんなうまスタをみたい。

text by tokiyan/photo by lee


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2013年08月26日

J2 第31節 ギラヴァンツ北九州 戦(熊本県民総合運動公園陸上競技場(うまかな・よかなスタジアム)2013年8月25日(日)



ロアッソ熊本 1 - 1 ギラヴァンツ北九州

※雷雨のため後半途中で中止

photo by lee

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2013年08月24日

J2 第30節 徳島ヴォルティス 戦(熊本県民総合運動公園陸上競技場(うまかな・よかなスタジアム)2013年8月21日(水)



ロアッソ熊本 0 - 1 徳島ヴォルティス

ワンチャンスをものにする大切さ



第1Cで対戦した時は3−0で快勝した相手。

しかし、今回の徳島は8試合負けなしと好調を維持している。

その徳島に勝って勢いをつけ下位からの脱出を図りたい一戦であった。

試合前には、新加入選手のDF青木・FWウーゴのコールのお披露目。
(※わからない方はHPの応援コールでご確認ください)

試合が始まる。
終始ゲームを支配をしていたのは熊本であった。
細かなパスワークに、縦パス、幾度となくチャンスが訪れる。

しかし、最後の一本が決まらない。

シュート17本を放ったが、1点も奪えず。逆に徳島はシュート4本で1点を奪った。これが上位のチームとの差なのであろうか。ワンチャンスをものにする事の大切さをしっかりと感じた試合であった。
しかし、後半途中から入ったFWウーゴは存在感があった。入ってすぐにヒールパスでスタジアムを沸かす。その後もチャンスメイクをしたり、シュートを放ったりと、今後期待のできる選手であることを確認させた。

順位を1つ下げて19位としたが、ネガティブになる時間などない。
日曜日には大敗を喫した北九州戦がホームで行われる。
この試合は勝たなければ残留争いの渦に巻き込まれていく可能性が高い。我々も選手が最高のパフォーマンスが発揮できるように最大限の応援で後押ししていきたい。

夏休み最後のホームの試合を勝利で締めくくり、久々のカモンロッソをしたいところだ。

text by tatsuro/photo by lee

posted by report at 01:13| 試合レポート

2013年08月15日

J2 第28節 ファジアーノ岡山 戦(熊本県民総合運動公園陸上競技場(うまかな・よかなスタジアム)2013年8月12日(月)



ロアッソ熊本 1 - 1 ファジアーノ岡山

雨は上がったが



平日開催となった第28節ファジアーノ岡山戦

週末に各地で行われた試合で、下位のチームが勝利しているため絶対に落とせない一戦。

夏休み・お盆休みの方もあってか、開場前から入場待機列は並んでいた。

試合開始前、激しい雷雨がスタジアムを包み、コンコースへの避難がアナウンスされるほどだった。試合は開始されるのか、ウォーミングアップが短くなるのか、選手たちはどのように調整できるのかと、不安交じりでコンコースで過ごした。

しかし雷雨は通り過ぎ、いつもと変わらぬ応援で選手を後押しし続けた。

前半からボールを動かし、チャンスをうかがう。
また、積極的なプレスでボールを奪いゴールへ運ぶ。
いつも以上に気持ちの入っている戦いであった。

積極的な攻めの姿勢があり、前半は幾度となくチャンスを迎える。しかし、枠をとらえることが出来ずにゴールが奪えない。

後半に入ると、岡山は、前回対戦した際に2ゴールをあげたFW押谷を投入する。
これによって、岡山の攻撃は増す。熊本のDF陣は集中して跳ね返す。
両チームなかなかゴールを奪うことが出来ない中、後半34分1本のパスから岡山の押谷にゴールを決められる。

0−1

時間がない。

我々の声量は落ちることなく、むしろ上がっていた。
バックスタンドやメインスタンドからも次第に手拍子の音が大きくなっていく。

先発を外れ途中出場、熊本のFW斎藤が失点直後の後半36分こぼれ球を直接ゴールに決め同点に。

このゴールがきっかけで熊本の攻撃に勢いが増す。そして応援にも熱が一気に入り、声援の声量も上がった。

勝てる、という士気がスタジアムに満ちる。

何度も攻め続ける。コーナーキックが続く。

チャンスを得ながらも、ゴールを奪うことが出来ずに試合終了。

結果は1−1のドローであったが、選手たちは本当に必死になって戦っていた。「勝利」と言う結果は得られなかったが、このドローは次に活かして、次節のアウェイ群馬戦で是非とも勝ち点3を掴んでほしい。そのために我々も必死になって応援していく。

平日開催にもかかわらず、5000人を超える観客が集まったことは、ロアッソ熊本に対する期待であると思っている。この期待を裏切らないためにも、ホームで3カ月以上待ち続けている「勝利」を早く掴みたい。

そして、子供達には夏休みに「カモンロッソ」の最高の絵日記を描いてもらいたい。

text by tatsuro/photo by lee

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2013年08月10日

J2 第27節 ガイナーレ鳥取 戦(とりぎんバードスタジアム)2013年8月4日(日)



ガイナーレ鳥取 0 - 0 ロアッソ熊本

最低限の勝ち点



全国各地から集まった熊本サポーター。
我々ウルトラアルデラスも車2台で鳥取を目指した。
早朝に出発し、昼過ぎには到着。鳥取砂丘で観光もしながら、いざ、とりぎんバードスタジアムへ。

スタジアムでサポーターと話していると、新幹線の利用、家族で車で来られた方が多かった。
サッカー専用スタジアムだけあってスタンドとピッチの距離が大変近く、選手の会話もよく聞こえるほどである。この至近距離で選手の笑顔を見ながら試合後カモンロッソをしたいと感じた。

負ければ順位が変わるこの試合。

選手がピッチに入り試合が始まる。熊本はペースを握ってボールを保持しパスを回していく。シュートまでいくがなかなかゴールを割ることはできない。前半16分にはMF片山のセンタリングのこぼれ球からMF藤本が押し込むがゴールならず。逆にピンチも多々あったがGK南を中心とした粘り強いディフェンスが光っていた。

後半に入っても流れは熊本。このいい流れから目の前で得点してくれると信じ続け、一時は大雨になったが、必死に叫び飛び跳ねた。幾度とあったチャンス。しかしここでもゴールを割ることが出来ず。逆に相手に攻め込まれるピンチもあったが、前半同様しっかりとしたディフェンスで跳ね返し無失点で切り抜けられた。

アウェイでの最低限の勝ち点を得ることが出来たが、下位との勝ち点差を見ると、早く引き離しておきたいところである。それと同時に、プレーオフ圏内を狙える位置をキープしておきたいところでる。
ここ最近の試合では、失点は減ったものの得点がなかなか増えずに苦労しているところが感じられる。しかし、チームは格別に良くなっている。チームを信じ、我々も最後まで一緒になって戦っていこう。そして勝ち点1では満足せずにもっと上を目指していこう。

次節はホームゲーム。お盆休みにホームゲームで勝ってカモンロッソをする。最高の絵日記が書けそうだ。

text&photo by tatsuro

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2013年08月01日

J2 第26節 モンテディオ山形 戦(熊本県民総合運動公園陸上競技場(うまかな・よかなスタジアム)2013年7月27日(土)



ロアッソ熊本 1 - 1 モンテディオ山形

勝ち点1を勝ち点3へ


監督が代わって2試合、負けない戦いが続いている。
前節の勢いをそのままに勝利を手にし、ホームでカモンロッソをやりたいところである。

山形戦は主力で活躍していたFW仲間をベンチからスタートさせた。これもチーム内競争のあらわれであろうか。

試合開始山形にペースを握られる。順位は中位ながらJ2でも上位の得点力を誇るチームの攻撃には迫力があり、何度もクロスバーに助けられる場面があった。
山形の鋭いプレスとサイドを起点とした攻撃。なかなか熊本はペースを握れないまま、耐えていた守備陣も崩れ1点先取される。

後半は3バックだったシステムを4バックに変更。また、脚の痛みでFW北嶋が退き、代わってFW仲間がピッチに送り出された。
この変更が効いたのか58分にMF黒木からのロングボールをゴール前に走りこんだFW仲間が足元にピタリとおさめ、相手DFを交わし、さらにはGKまでも交わし同点ゴール。

その後も熊本ペースは続き、FW斎藤、MF堀米がシュートを狙うが逆転することが出来ずに試合終了。

池谷監督代行に代わり3戦負けなし。上昇気流に乗ろうとしている今、ホームで勝てない試合が続いているが、選手たちは必死になって頑張っている。我々もその頑張りに応えられるよう、勝ち点1から勝ち点3を獲得できるよう後押しをしていきたい。

そして、次こそはホームでカモンロッソを大勢の方々と笑顔でやりたい。

text by tatsuro/photo by lee


 
posted by report at 21:36| 試合レポート

2013年07月23日

J2 第25節 栃木SC戦(栃木県グリーンスタジアム)2013年7月20日(土)



栃木SC 0 - 1 ロアッソ熊本

共に闘い、友と喜ぶ


待っていた。
この瞬間を待っていた。
9試合ぶりの勝利。
9試合ぶりの笑顔。

試合終了と同時に拳を突き上げた南、ベンチで喜びを爆発させた北島。涙を流しながら喜ぶサポーター。グリスタのいろんな場所で熊本の勝利のために汗を流した選手・スタッフ・サポーターが最高の時間を共有することができた。

恐れることはなかった。
相手に攻め込まれて耐える時間が続いても。
勢いのあるホーム側のチャントの波が押し寄せてきても。

ワンチャンスで相手の息の根を止めることが出来るゴールの破壊力。
片山が言っていた「シュートはあまり綺麗なシュートではなかったけど、今のチームにとってあの1点は大きかったと思う」という言葉。

苦しいときも逃げずに立ち向かった、選手・スタッフ・サポーターが総力戦でつかみとった1点だった。

「どんな時も共に闘おう!!俺たちなら絶対に乗り切れる!!」

あらためてそう感じさせてくれた瞬間だった。
他のクラブからすれば、ほんの小さな下位チームの1勝かもしれない。
クラブ創設以来最大のピンチにハイリスクな決断をした7月。
先週の決起集会で宮崎事業部長が言った「共に乗り越えよう。力を貸してください」という言葉。
苦しいときもスタジアムに足を運んだサポーター。試合終了後のみんなの涙は苦しい時をがんばって耐えた、そして勝ち取った最高のうれし涙だった。
「俺たちの熊本」が新しい1歩を踏み出した本当に意味のある1勝だ。

ここからまた前をむいて突き進んでいけるように、
この勝利で味わった気持ちを忘れることなく、
残り試合突き進んでいきたい。改めてそう思った。
試合終了後のカモンロッソ。監督のほっとした表情がなんとも印象的だった。


この日は、関東からのバスツアー以外にも、甲府からはロアッソ堀米バスツアーが催行された。そして甲府サポーターだけでなく、FC東京サポーター、川崎フロンターレサポーターとたくさんのJクラブのサポーターの皆さんがゴール裏で共に闘ってくださった。
熊本からは遠い栃木。たくさんのサポーターが足を運ぶのは難しい中、こういった選手を後押ししてくれるサポーターの存在は本当に大きい。おかげでこれまでのグリスタで最大のサポーターで後押しをすることが出来た。
試合前に差し入れをくださったサポーターや声をかけてくださったサポーターには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。この場をかりて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
次はザスパクサツ群馬戦、遊びにきていただけたらなと思います!


次は山形。
ホームでなかなか勝利が遠い熊本。
大丈夫。この勢いを失うことなくサポーターがやれることはただ一つ。
声をからして選手を後押しするだけだ。

text by tokiyan
photo by Nami,Kombu,Tommy,Fuchie,kouro,mayu,sakomon.daxymini


posted by report at 02:16| 試合レポート

2013年07月18日

J2 第24節 FC岐阜戦(熊本県民総合運動公園陸上競技場(うまかな・よかなスタジアム)2013年7月14日(日)



ロアッソ熊本 1 - 1 FC岐阜

俺たちなら絶対に乗り切れる


今週始めに吉田監督退任そして池谷社長が監督代行に就任というリリースは、熊本がかつてない程に厳しい状況下であること、加えて大きな覚悟を持っているということを伺わせた。

その覚悟を持ってリスタートするホーム戦、相手は最下位に沈む同期・岐阜。
しかしながら相手はどこであれ、ここで勝利をもぎ取る。ここでの勝利は大きな意味を持つ。

このリスタート、勝利を見届けに来た開門を待つ長い列のサポーター達。
全員が勝利を切望して止まない面持ち。
そんな中に関東在住のサポーターを数名発見、なんと車で弾丸して来たらしい。なんとまあ頼もしい。
そして開幕戦同様、決起集会を行った。
ここからがスタート、とコールリーダーから今日の試合にかける想い、これからにかける想いを聞き、更にフロントの方から気合いの入った言葉を貰った。やるしかない。

素晴らしい絆宣言を経て、HIKARIで魂を交換する。
今季ももう中盤、すっかり慣れはしたが、今日のHIKARIはより一層チカラを感じた。

キックオフと同時にパスを前に出す姿勢を見せる選手達。
スタメンは大幅に変更され、新たな構成。
選手たちからは「やってやる!」というオーラを放ちながらプレイしているよう。
ゴール裏もひとりひとりが精一杯声を出している感じで、それを束にして届ける。
すると前半もまだ8分辺り、スローインの流れからクロスを堀米が叩き込んで先制!
大歓声!ヒートアップするスタジアム!
いつにも増して声量のあるゴール裏も更に躍動、ホームで久々の勝利をとスタジアム全体がこだまする。
待望の先制弾、だけどまだまだ時間はある。
イーブンのように戦っていければ。

そのまま前半を折り返し、後半も守備は落ち着いてこなしつつ2点目を狙う。
黒木、五領といった怪我復帰組も出場してピッチを走り回る。
終盤になってくるとじわじわと足が止まりだすし、審判のファウル基準にイライラもしながら何とか持ちこたえているところ、ミスからボールをロストし、慌ててファウルで止めた。
今日何度もあった近い距離でのFK、何とか跳ね返してくれとゴール裏も声を上げた。
が、無情にもボールがポストを叩き、一斉に飛び上がる向こう側のサポーターが目に映った・・・
残り時間も少ないところでの痛すぎる失点、だが顔を上げて進むしかない。
攻めるものの精度を欠き、そのまま迎えたホイッスル。
勝ち切れなかった…

だが負けなかった。
最高のリスタートでは無いが、きっと前に進んでいる。
サポーターも汗をかき、声を張り上げた中で掴んだ勝ち点1。
席を立つ者なんてひとりも居なかった。
勝ち点を取ることは本当に大変なんだ、それを認識して精一杯後押ししていこう。

これから1試合1試合、とても重要になってくる。
残り試合やり切る。やり切るしかないよ。

text by takana/photo by lee

posted by report at 23:31| 試合レポート

2013年07月11日

J2 第23節 松本山雅FC戦(熊本県民総合運動公園陸上競技場(うまかな・よかなスタジアム)2013年7月7日(日)



ロアッソ熊本 0 - 3 松本山雅FC

見えなかった勝ち星


朝からすっかり夏空で梅雨も明けたんじゃないかという天気。
前節アウェイでようやく連敗を脱し迎えるホーム連戦、ここでロアッソも梅雨明けといきたい。

スタジアムグルメ広場には七夕とあってか浴衣や甚平のサポーターのちらほら。とてもいい雰囲気。

今節の相手は松本。
今季初優勝を挙げた相手で、もう一度ここで上げていくにはもってこいの相手だ。
試合前に熊本城おもてなし武将隊がゴール裏にて喝を入れてくれ、益々気合いが入る。
HIKARIには初めてGK達も参加し全員で魂を交換。
既に汗ばむ暑さ、これから始まる熊本の夏に比べたらまだまだだが選手達もキツイだろう。精一杯後押しをやっていく。

久々にエンドをチェンジしてキックオフ。
前半は様子見の様相。
こっちに持ってこい!前半のうちに先制を!と呼び込むもののなかなかチャレンジしない。
お互い決定機もないまま前半終了かと思われたところでシュートのこぼれ球に反応され先制を許す…
終了間際にCKからチャンスを迎えるものの弾き返され前半終了。

不甲斐ない出来は後半になっても変わらない。
完璧に崩され2失点目を喫するとスタジアムの空気はガクンと重くなった。
早目に1点を、と奮い立たせて後押しするも、眼前で繰り広げられるのは、スピードに乗った白いユニフォームが向かってくる様子と、ボールがGK南の手をかすめてネットを揺らす光景…

厳しい出来、厳しい敗戦、今季何度かあった、まるで全てが空回りしているかのようなそんな試合だった。
ホームでなかなか勝てない現状は一度勝てればきっと変わる。
もっと強く後押しをやっていくしかない。
次もホーム戦、この試合で現状を打破して変えるんだ。絶対変える。

text by takana/photo by lee


posted by report at 00:29| 試合レポート

2013年07月05日

J2 第22節 愛媛FC戦(ニンジニアスタジアム)2013年7月3日(水)



愛媛FC 1 - 1 ロアッソ熊本

まだまだチャンスはある


中3日の選手たち。もちろんコンディションが万全ではないはず。さらに直前の豪雨でボールが転がらないグランドコンディション。

厳しい環境の中の試合になることはわかっていた。その厳しい環境の中だからこそ勝ってホームにつなげれる試合にしていきたかった。

約30人の熊本サポーターは試合前から愛媛のホームに負けないくらいの声量で選手を鼓舞する。激しい雨の中我々の声は確実に選手に届いていた。
前半が始まり選手たちから「点を取るぞ!」という気持ちが伝わってくる。
その気持ちはほんものであった。堀米選手のクロスがそのままゴールに入り、先制。
このゴールは気持ちの強さの現れであった。

後半に入り、なかなかチャンスの作れないまま試合は終盤へ。

愛媛の選手にミドルシュートを決められ同点で試合終了。

試合後選手たちがサポーターへ挨拶に来る。

選手たちのあの悔しい表情は実際にスタジアムで見たものにしか分からない。
彼らは次節必ずやってくれる。
そう確信のできた瞬間であった。

どんなに厳しい状況でも我々は絶対にあきらめない。選手たちを信じて最後まで後押しをしていく。

■追記

今回は平日にもかかわらず2台の車で弾丸ツアーを開催できたのはみなさんのチームに勝たせたいという気持ちの結果です。残念ながら勝つことはできませんでしたが道中は楽しく過ごせましたでしょうか?
車内でロアッソのお話、みんなで入る温泉は格別に楽しいはずです!!

7月20日のアウェイ栃木戦も弾丸ツアー開催予定ですので是非ご参加ください!!

text by taturou/photo by A's

posted by report at 00:05| 試合レポート

2013年07月02日

J2 第21節 ヴィッセル神戸戦(熊本県民総合運動公園陸上競技場(うまかな・よかなスタジアム)2013年6月29日(土)



ロアッソ熊本 1 - 2 ヴィッセル神戸

続けていく覚悟


6月最後のゲーム、前半戦のラストはホームで強敵・神戸を迎え撃つ。
今シーズンも、もう折り返し地点。
前節ホームでよもやの逆転負けを喫し、なかなか厳しい状態が続いているが、これをキッカケに折り返せたらとサポーターは長い列を作る。
ホームでなかなか勝てない状況が続いていて、調子も天候も上がって来ないが、サポーターの熱は依然そのままのよう。
今日こそは、今日こそは、だ。

開門から暫くは少ないように思えた観客もキックオフが近づくと共に徐々に増えスタンドは程良く埋まり選手入場も映える。
コールリーダーからゴール裏サポーターに向けて気合いを注入、勝って終わりたい。

始まってすぐその神戸の個々のレベルに驚かされた。なかなかついていけない熊本の選手達。
それでも必死に喰らい付く。喰らい付くしかない。
だが無情にも今節も早い時間に失点。相手選手2人の推進力に振り切られて実にあっさりと先制を許してしまった。

やることは変わらない。
選手もサポーターも。
続けるだけだ。

前半はそのまま折り返すも、後半始まって間もなく、続けて来た事が実を結ぶ。
右サイド、ロングフィードにうまく抜け出した仲間がボックス内に侵入し勝負、切り返して低く速いクロスを打ち込んだ先には走り込んで来ていた原田がアウトで合わせて同点!!
ネットが揺れると同時に大歓声のスタジアム、ゴール裏みんなでもみくちゃになりながら逆転へ後押しする気合いを入れ直した。

雨は一向に止む気配もない中、通路で応援していた少年サッカーをやっている風の小学生3人をちょうど入れる隙間に招きいれた。
最初楽しそうにやっていたが、10分程で居なくなってしまった。

やる事は変わらない。
向こうにボールを持たれると長い時間キープされるものの、我慢強く守備を敷き隙を伺う。
奪って素早く転じるも、攻めあぐねてなかなか勝ち越し点が奪えない。
イライラが募る時間帯、先ほど居なくなった小学生達が沢山の仲間たちを連れて帰って来てくれた!
その元気と楽しそうな応援に周りも楽しく一緒に応援を始める。

得点を奪えないまま迎えたロスタイム、PKに屈し、敗戦。
大きい悔しさが残った。でも子供達が沢山来てくれたお陰で応援は楽しく出来、「またね」と声を掛けてその子達とお別れをした。
これからも小さい子達も気軽に来てくれるようなゴール裏でありたい。

水曜はすぐに試合がある。
下を向いてる暇なんてない。
続けていこう。
 
text by takana/photo by lee

posted by report at 22:58| 試合レポート