2012年10月16日

J2 第38節 FC町田ゼルビア(熊本県民総合運動公園陸上競技場(KKWING)10月14日(日) 18:00キックオフ


連勝を掴み取る


ホームでバトルオブ九州2連勝の後のアウェイ連戦。
天皇杯を含めると日程および相手全てにおいて厳しいながらも選手達は全て勝ってホームに帰ってきた。
積み重ねた連続勝利はなんと5つ。
今節KKウイングに迎え撃つはFC町田ゼルビア。
前回対戦は0−1、野津田のこけら落としでやられた相手。
アウェイで必死に戦ってきた選手達を後押しして、このホームでリベンジそして連勝を更に重ねたいところ。

開門前、パークドームとKKを結ぶ橋から正面そして左下に長い列が見える。
久々のホームで待ち切れないといった雰囲気を感じた。

今節は毎年恒例、コスプレで応援する企画を敢行。
レベルが高過ぎて驚く(笑)
更に、JリーグPRマネージャーのあだっちーがまたも来熊。
なんとゴール裏にエールしに来てくれてテンションは男性陣を中心にとんでもないことに(笑)
是非また来てね!クリックしなきゃいけなかったらまた頑張るから。

試合開始前には町田サポーターとエール交換。
先日の豪雨災害に対して町田サポーターが自主的に募金活動を行ってくれていたことに対して。
本当にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
サッカーファミリーの素晴らしさをここ数年感じております。
来年是非また熊本はKKウイングにお越し下さい。
野津田では今度こそ勝たせてもらいたいと思ってますので。

さて試合。
ここ数試合のアウェイ戦線からほぼ変更なし。
のっけから互いにハイプレス、玉際での激しい攻防が続く。
が、少しずつ有利に立てているのはやはり個の力の差か勢いの差か、マイボールにし始め徐々に押し込み始める。
そして前半12分、相手のちょっとしたミスからマイボールにしてファウルを誘うとやや遠目の位置からフリーキック。
藤本、養父、原田がボールの周りに集まり、最初の助走を行った藤本がそのまま狙う。
ボールは無回転で枠を襲ったもののGKに触られクロスバー、そこに武富がきっちり詰めて先制!
連勝の勢いは本物だとサポーターも大盛り上がり。あっという間の先制劇に大量得点を期待した。
その後、シュートは打たれてはいるものの、どことなく決められる感じもせず、これなら追加点も時間の問題かと思っていたが前半はそのまま終了。

だが後半に入ると面食らった。
町田、玉際での圧力を更に強め、FWに入れた楔の落としを狙ってきて熊本に攻撃のリズムを作らせない。
ボールを取っては細かく、素早く展開され始めると前半終了間際に投入された平本を中心とする町田に完全にペースを奪われた。
そして後半開始わずか10分でイーブンとされる。
久々に見る完璧に崩されての失点に、最下位相手、勢いが違う、など勝手に思ってた自分を戒めた。
簡単に勝てるところなんてある訳がない。そんな思いで届くわけないだろ、と。

苦しい時間帯が続く。
セカンドボールはことごとく相手のものになり押し上げる事が全く出来ない。
そんな中、立ちはだかったのは熊本が誇る絶対的守護神・南。
あわやというシーンを数度ストップし何とか流れを呼び込もうと。
サポーターも絶対勝ち越すんだという思いを乗せる。

後半も中程、右からのCKを獲得すると、養父の鋭いキックに矢野が高い打点で合わせると目の前のネットに突き刺し勝ち越し成功!
メインスタンドもバックスタンドも総立ち。
全く雰囲気の無い時間帯での得点、とても効果的な1点だった。

その後も決定機を何度か作られるも南がそれを阻止。
飛び出すタイミング、コースの切り方、ポジショニングなど完璧な出来だった。
終盤、前目の選手を入れ替えて前からの追い込みと前での時間確保を狙う。
ロスタイム4分の表示にも、逞しくなったクロージングの時間、安心して見ていられた。
サポーターも同じように動じず一層声を出す。
2−1、内容は厳しいながらもリベンジ達成と共に連勝を更に伸ばすことが出来た。

続々とゴール裏に流れてくるサポーター達。
真っ赤に膨れ上がるゴール裏。
久々のホームで選手達もサポーターも笑顔でカモンロッソダンス、相変わらず最高のひととき。

試合前、一昨年まで在籍し、現役引退して今は指導者の道を歩んでいる藤田俊哉の姿があった。
挨拶で「熊本はやっぱり最高ですね」と。
試合、どうでしたか?
その後のカモンロッソ、どうでしたか?
熊本はやっぱり最高だったでしょ?
藤田さん他みんなのお陰で熊本は着々と成長してます。

またも重ねることが出来た勝ち星。
残り全部勝てれば最高だけど、慢心することなく1試合1試合後押しをキッチリこなしていくことが重要だと町田イレブンが思い出させてくれた。
次節もホーム戦。
もう一度、初心に帰って悪かった時を思い出してホームの後押しを行っていきたい。
結果はきっと着いてくる、選手達もそう思ってるだろうし、サポーターも90分全力で戦おう。
text by takana/photo by lee



posted by report at 16:04| 試合レポート

2012年10月13日

天皇杯 3回戦 ベガルタ仙台(ユアテックスタジアム仙台)10月10日(水) 19:00キックオフ


ジンクスは打ち破るためにある


泉中央駅に辿り着いたのはキックオフ15分前。
小雨振る中ユアテックスタジアムまで向かう。
レプユニ一枚では凍える寒さが東北まで来たんだということを実感させる。

平日、仙台、19時開催という九州を本拠地とする我々にとっては厳しい条件。
もしかしたらガラガラなんじゃないかと思いながらゴール裏へ辿り着いた。
そこにはいつものメンバーに加え、東北在住の方々もおり総勢約50名。
今日も熱く選手を押し出していけると実感した。

相手はJ1 2位。ベガルタ仙台。
これまで勝った事のない相手。
若干選手を入れ替えているものの柳沢や赤嶺など良く見る選手たちが。
我々がこの強敵に対しどこまでできるのかという期待感で一杯でした。

前半開始直後から、「今日いけるんじゃないか」と感じた。
主税さんもブログで言っているが自分たちのサッカーができていたことが大きい。
前線からのプレス、すばやいボール回しから相手を崩しシュートにもっていく。
相手が本当にJ1のチームなのかと思うほど自分たちの形で勝負できていた。
特に27分には和樹が抜け出しキーパーと一対一の状況を作り出すなどうまく戦えてるなと感じた。

そして後半開始3分、蔵川のクロスを相手DFが処理ミスしたところに和樹がきっちりゴールに突き刺し先制点。
雨が小雨から強くなってきてるのも関係なく我々サポーターは狂喜乱舞した。
その後も16分には和樹と武富の二人で相手DFを崩し、ゴールに襲いかかったときには「勝てるんじゃないか」そんな気持ちが生まれて始めていた。

しかし流石はJ1で戦い続けているチーム。
2人の選手を交代し、バランスを整え始めると一転仙台のリズムに。
そして、前半からヒヤリとさせられていたクロス攻撃がついに牙をむく。
いやな位置でフリーキックを与えてしまい、そのこぼれ玉からのクロスを渡辺広大がズドン。
良くない時間帯に同点になってしまってまずいなと思ったがそこからズルズルといくことがなく一進一退の攻防を繰り広げる。
「強くなったな」と実感させられた。

23分には和樹のボレー、33分の武富のミドルなど何度もゴールに迫るチャンスを作も決まらず。
惜しい。しかしこの二人の圧力はJ1相手にも通用している嬉しい。
守りではロスタイムに訪れた2度のピンチを守護神雄太がナイスセーブで凌ぎきる。
勝負は延長戦へ。

延長前半、我々の気持ちもいったんリセットするために再びHIKARIを歌う。
疲労はあったもののこの切り替えでもう一度テンションが上がっていき熱く選手を後押ししていく。
足が止まりつつある仙台に対し大迫を投入し攻めあがるも点は決まらない。
相手のゴール堅い。

延長後半、こころをひとつにからスタート。最後のもう一押しを込めて全力全開でコールする。
久々の俊一投入でますますスピードで押していくもゴールをこじ開けることができない。
だがPK戦の覚悟を決めつつあった14分、サイドに開いた和樹から養父に対してナイスクロスが。
養父がきっちり決めた瞬間は、正直何が起こったのかわからなかったけどゴール裏は大爆発でした。
そして今までに感じたこともない長い1分の後のホイッスル。最高の歓喜の瞬間でした。

この勝利により12月まで今のチームを応援し続けることができる、今のチームの成長を見ていくことができる、そんな喜びいっぱいでカモンロッソを歌い上げることができ、本当に仙台まで来て良かった・・・と思いました。

次の町田戦、120分戦い続けたことで体調的には苦しいかもしれないが5連勝の勢いのまま勝てるよう全力全開で我々が後押ししていきましょう!
text & photo by masaton

posted by report at 00:55| 試合レポート

2012年10月08日

J2第37節 モンテディオ山形(NDソフトスタジアム山形)10月7日(日) 18:00キックオフ


偶然ではない勝利


まずはじめに、先日の湘南戦で泣き顔さらしてごめんなさい。涙もろくなっている事実はありますが、それだけ苦しい時期が今年はあった、それを乗り越えたうれしさが一気に溢れでたということで、皆さまお許し下さい。笑

さて、台風で延期となった湘南戦から中5日。選手たちは遠征中のトラブルに見まわれながらも、山形入りを果たした。
3連休を利用して熊本から遠征するサポーター、関西から遠征するサポーター、関東から遠征するサポーター、この試合も約50名ほどのサポーターで選手の後押しをした。我々関東組は当日0:30に埼玉、東京を出発。山形には朝6時半に到着。スーパー銭湯や道の駅で時間を潰し、12時にスタジアム入りした。涼しいと言うよりも、肌寒い山形。この気候が試合にどう影響するか。結果として熊本にとっては良かったのかもしれない。

前節でキタジの怪我。ここ2試合連続得点の彼が欠場ということで、一部では心配する声も聞こえてきたが、私はそうは思わなかった。むしろ、これまで出れなかった選手や決めれてなかった選手たちが一気に爆発するのではないか。そう思った。「こういう時こそチームの総合力が問われ、代わりに出た選手が活躍する事で更にチームに勢いをもたらしてくれるんだと思います」(雄太ブログSOUTHより)まさに勢いをもたらした勝利だった。

試合は前半いきなり動いた。
五領から和樹にでた縦パス。相手をうまくかわしてドリブル突破、ルックアップした先にはタケが相手と駆け引きをしながら、スピードを早めたり緩めたりしてゴール前へ駆け上がる。山なりのクロスにタケがうまく頭で合わせて先制ゴール。前半10分の出来事だった。一瞬静まり返ったスタジアムに響き上がった歓声は、ロアッソ熊本側だった。前節の勢いをそのままNDスタジアムで表現している選手たち。選手たちには自信が満ち溢れているように見えた。苦しかった時よりも判断が早く、相手に付け入る隙を与えない。相手がボールを保持しても「もたせている」ような状態に陥らせ、シュートを打たせず、サイドに追い込む。前からのプレッシャーで相手がいやがり、ロングボールを放ったセカンドボールを奪って一気につないでカウンターを仕掛ける。先制しても、この形がいたるところで見られた。

そんな中での前半23分のタケの2ゴール目。ゴール裏はその前の和樹のマイナスへのパスに養父のシュート!というシーンにヒートアップしてて、正直ゴタゴタの中、ゴールが入ったところしか見えなかった。「誰?誰??武富????」そんな声も聞こえつつの前半早い段階での2−0リード!あとから、映像を見返してみたのだが、解説が「いや〜もう完全にノッてしまいましたね。」「ゴールを上げそうなプレーぶり」そう解説してくれているように、ゴール裏から後押ししてても、どこかしら「意地」のようなオーラを感じるプレーぶりだった。キタジがスタメンを張り始めてからはサイドのポジションで若干コンディションを落としているように感じたタケだったが、この日は「俺が熊本のエースだ」と言わんばかりに自信に満ち溢れていた。

このゴールで熊本のゴール裏の声量が2倍、いやそれ以上に。
相手に押し込まれる時間帯になると、声量が上がり始めるいい雰囲気になっていた。6500人と50名ほどの差はある。だけど、苦しい時に声が出る雰囲気ができているアウェイのゴール裏。目指していた姿というか、こういう雰囲気にしたい!と願っていたような雰囲気が前半からできていた。絶対に追加点を奪って勝点を持ち帰る。そう願って後半を迎えた。

後半は若干熊本の運動量が落ちた時間帯はあったものの、最後までハイプレスは続く。
まもっては雄太を筆頭に矢野、廣井がきっちり対応してあいてに付け入る隙を与えない。
終わってみればシュート数が熊本15、山形3の完勝でクラブ史上初の4連勝を手にした。

これまで何度もチャレンジしてきた4連勝の壁。
この日はいとも簡単に乗り越えた気がする。だけど、今その壁をいとも簡単に乗り越えることができるのは、何度も何度も乗り越えようと一生懸命にトレーニングした成果だと思う。苦しい時期を乗り越えたからこそ、今のロアッソがある。そう強く感じる試合だった。

次はクラブ史上初の天皇杯4回戦進出を目指し、現在J1優勝候補のベガルタ仙台と対戦する。相手に不足なし。今のロアッソの勢いがあれば、きっといい結果をもたらしてくれると思う。「初物を食べるときは東を向いて笑う」なんて言葉があるように、試合終了後に、東を向いて笑える水曜日になればいいなと思う。
text by tokiyan/photo by kays

posted by report at 20:35| 試合レポート

2012年10月05日

J2第36節 湘南ベルマーレ(Shonan BMWスタジアム平塚 )10月1日(月) 19:00キックオフ


台風で厄払い


キタジの決勝ゴールから、試合終了のホイッスルが吹かれるまでの記憶が全くない。気がついたら、自然と涙がこぼれていた。嬉し涙にはかわりないのだけれど、なにかホッとしたというかなんというか。4年前、このスタジアムでやっとアウェイで勝てた時とはまた違った感情がこみ上げてきた。

本来であれば9月30日の19時開催だったこのカード。
台風17号の影響を受け、1日延期という異例のスケジュールがリリースされた。選手のコンディションやメンタルについては、雄太や主税やキタジがブログに綴ってくれている通り。たとえ1日であっても、試合開催日を逆算してコンディションを持ってくる選手たちにとっては大きなハンデだったに違いない。

サポーターも同じだ。熊本からきたコールリーダーはじめ、サポーターたちは3泊4日の宿泊を余儀なくされたし、関東在住のサポーターにとっては、残り少ない関東開催の試合に仕事の都合で足を運べないサポーターだっていた。「来たくてもこれなかったサポーターのために。」そう思って試合に臨んだサポーターは私だけではないはず。相手の順位など関係ない。ホームがつないでくれた2連勝、そして、これから続くアウェイ連戦に弾みをつけるべく、絶対に負けることが出来ない試合だった。

17時の開場のころには、15名ほどのサポーターが待機列にいた。急遽延期になったにもかかわらず、湘南のスタジアムグルメは充実。各々が試合前のコンディションを整えていた。

選手たちがアップに入る。
その選手たちの表情にはリラックスした笑顔が伺えた。「大きな声でがんばりましょー!」そうキャプテンの主税がゴール裏のサポーターに声をかけてくれた。「今日、少なくてゴメン!」私はキャプテンにそう伝えた。とにかく、今ビジターにいる20数名で最高の後押しをしなければならない。前回の関東開催で不甲斐ない試合だっただけに、サポーターもより一層熱い後押しで選手を鼓舞した。

試合開始と同時に湘南がペースを握った。左サイドの高山に若干手を焼いているようだったが、相手のミスにも救われ連動する動きは見られない。シュートは打たせてもらえてはいないが、これは1チャンスが勝負を決するかもしれない。そんな思いを持ちながら、声を枯らしていた。そしてそのチャンスをものにした和樹。きっと私が実況であれば「いい時間に熊本が先制!」と言っていたであろう、前半43分の得点でした。

関東での初得点など、その瞬間は忘れていたものの、ゴール裏は狂喜乱舞!それまで苦しい展開に折れずに戦ったサポーターを労ってくれるようないい時間帯のゴールでした。ハーフタイムには「まだ45分あるけん!」と引き締めることを忘れず、後半を迎えた。

今シーズン初となる後半開始のルンバも心地よく、とにかく追加点を奪って楽な展開に持ち込んでほしいという一心で後押しした。ところが、残り15分のところで湘南に同点に追いつかれた。PKだ。相手が蹴ったボールは雄太の右手をかすめ同点に追いつかれる。残り15分、負けるわけには行かないから。サポーターの声がまた一段と大きくなったのが印象的だった。

「こんな失点でドローで終わるわけにはいかない。」選手たちからはそんな気持ちを感じることができるほどに熱く戦っていた。スタンドもヒートアップ。とにかく逆転をそう声を枯らして戦っていたロスタイムの事だった。ロスタイムは4分。時間的にはもう終わりかなという時間帯。武富のクロスがキタジに合わず、キーパーがキャッチ。キーパーはアンダースローでDFへパス。すると、そこにチェイスしてきたのは五領。

今、考えると、ものすごくスローモーションに見えた気がする。イチが高山を股抜きでかわすとカットインしてミドルを放つ。DFにあたったボールがゆっくりとゴールポストへ直撃する。ボールがこぼれる。詰めるDFはいない。そこに入ってきたのはキタジだった。丁寧に頭で押し込むというより、置くイメージでゴールネットを揺らす。
スタジアム全体が静まり返った。だれも、このゴールを信じられなかったのだ。

そして湧き上がるアウェイ席。
本当によく覚えていない。キタジがゴールを決めてからがものすごく長かったような・・・・。

アウェイで初めてのCome On ROSSO!キタジが足つっちゃったから1回しか出来なかったけど、素晴らしい仲間と素晴らしい選手・スタッフとこの至福の時間を共有できた。本当に辛かった。今年はもう関東では勝てないのではないか。水戸戦を見たときにはそう思った。それから見違えるほどに変わった大分戦、そしてキタジが目覚めた福岡戦を経て湘南。

今シーズンもあと1ヶ月。このチームが見れるのもあと6試合。残り6試合。全勝する。そして天皇杯も勝たせて、今のチームを少しでも長く見たい。見ていたい。そして共に戦いたい。

4連勝がかかった山形戦。
遠いアウェイの地に、全国から、ロアッソを愛する仲間たちが集まり。また勝利のために叫び、飛び跳ね、声を枯らしてともに喜びをわかちあいたい。
text by tokiyan/photo by masaton

posted by report at 18:18| 試合レポート

2012年09月26日

J2第35節 アビスパ福岡(熊本県民総合運動公園陸上競技場(KKWING)9月23日(日) 15:00キックオフ


ゴールを決める。絶対決める。


試合前日は一日中雨が降り、特に夜は強烈に冷え込んだのと打って変わって朝から秋晴れ。
秋と言っても日差しは相変わらずの強さ、だけど日陰の涼しさにそれを感じられた。

2週続けてホームで行うバトルオブ九州、今回の相手は福岡。
開幕戦で1-2でやられた相手。
リベンジを期すると共に、ここで負けるようなことがあると先週大分に勝った意味がなくなる。
それに今季最後の対九州、今まで振るわなかっただけに勝って終わりたい。

今節も注目カードとあってスタグルは賑わっていた。天草の名産店が立ち並び、海の幸を中心に楽しむ。
例え相手が九州だろうと、赤だけでなく相手カラーも交じって列に並んでいたりしていて、この熊本スタイルがずっと続けばないいなと思う。

今節は蒲島熊本県知事もお目見え。
既知の通り、来場試合はいまだに無敗であることから「熊本サポーターのみなさん、ご安心下さい!」と毎度おなじみ意気揚々としたスピーチに盛り上がる。
その盛り上がりを携えたままキックオフ。
そしてゲームは早々に動くことに。
まだ試合開始最初のチャントを歌ってた時にCKを奪取、キッカーの養父がコーナースポットに向かって行った時、電光掲示板はちょうど1:00だった。
養父の鋭いキック、ど真ん中から頭ひとつ抜き出た高橋が完全にフリーで叩き付けて早々に先制!
ホイッスルから僅かでスタジアムは一気にヒートアップ、こんなに早くマフラーを振ることになるとは。

暖まったゴール裏はずっとテンションを上げてチャントを展開してはいるものの試合は徐々に低調なものになっていき、不用意なパスミスをそのまま叩き込まれて同点にされてしまった。
さすがに悪い形の失点に声も若干静かに…はならない。
まだイーブン、このくらいでショックを受けてなんていられない。

逆にこのイーブンの状態でバランスを取ることが出来たように思えた。
前半34分、先制弾を決めた高橋が負傷退場し、北嶋がスクランブルでピッチに入る。
北嶋は当日の朝、試合に勝つ、ゴールを決める、と覚悟めいたものを自身のブログに綴っていた。

今考えてもまさかと思うが、その時は前半の45分を過ぎた頃に訪れる。
弾かれてもう一度作り直すと武富が縦パスを左に叩き、サイドバックに入った原田がルックアップから即座にクロス。
先には既に相手DFとの駆け引きを制し、フリーでヘディングする姿、そしてボールはファーから逆サイドネットに吸い込まれていく・・・
ゴール裏は歓喜したものの、向こうエンドの出来事で確信が持てず、まさか、まさかという思いだったが、北嶋とコールされるやゴール裏のテンションは可笑しいくらいに上昇。
いやスタジアム全体のテンションは最高潮で、そのまま前半終了。前半に決めた2得点とも素晴らしい時間帯で盛り上げてくれた。

後半になると福岡に決定的な場面を数度作られるもGK南がことごとくストップ。よっぽどのことが無い限り今日の南がゴールラインを割られることも無いだろうと思う程当たっていたが、セーフティにする為にもやはり追加点が欲しいところで北嶋がまたも躍動。
ルーズボールをDFと競り合って奪ったところに北嶋がPA深い位置に入り、武富からボールを呼び込むとマーカーを背負いつつ右足のアウトサイドで反転、左足で叩き込んだ。
今度は目の前での得点、大歓声のゴール裏に両手を広げて応えてくれた。

そのまま試合を終わらせて快勝、リベンジ達成。
そして連勝で今季のバトルオブ九州を締めくくることが出来たことも良かった。

スタッツ的にはお互いのシュートも少なく下位の低調な試合を思わせるかもしれないが見所が満載だった。
熊本のゴールは勿論アシストの技術の高さ、GK南の素晴らしいストップの数々、連携したディフェンス、玉際の激しさなど。
バトルオブ九州ということでお互いのサポーターの声も良く聞こえる秋空の下のスタジアム。
そしてみんなで一体となるカモンロッソダンス・・・
バルセロナのようなパス回しは見られない。だけどスタジアムに居て良かった!と心から思える瞬間を何度も味わえた。
ホームゲームはあと3試合、スタジアムで熊本を応援しましょう!

次はアウェイ連戦。天皇杯を入れると3試合連続。
なかなか振るわないアウェイ、特に関東、だが今回はやってくれそうな気がする。
その勢いのまま全て勝てるように、そしてホームの連勝を継続出来る様に残り試合後押ししていこう!
text by takana/photo by lee



posted by report at 22:59| 試合レポート

天皇杯 2回戦 FC岐阜(熊本県民総合運動公園陸上競技場(KKWING)9月8日(土) 13:00キックオフ

第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会 2回戦
ロアッソ熊本 4-3 FC岐阜

photo by lee


posted by report at 01:26| 試合レポート

2012年09月25日

J2第32節 ギラヴァンツ北九州(北九州市立本城陸上競技場)9月2日(日) 19:00キックオフ


ロアッソ熊本 0-2 ギラヴァンツ北九州

photo by lee

posted by report at 02:37| 試合レポート

2012年08月30日

J2第31節 カターレ富山(熊本県民総合運動公園陸上競技場(KKWING)8月26日(日) 19:00キックオフ


最高の一夜


台風の影響か所々に厚い雲、風も若干ある。
長い列の中で開門を待っていると、スタジアムのホーム側に大きくて綺麗な虹。
これからハッピーな事が起きるんじゃないかと思うほどに見事なものだった。

水曜、そして日曜と連続で迎えるホーム戦。
勝ちきれなかった水曜日、今節は動員が掛かっているということもあって必勝を期する一戦。
相手は富山。奇しくも昨年の大動員試合と同じ相手、その時は何とか引き分けに持ち込むのが精一杯だった。
それもあって、今日こそは。

若干遅い開門から急いで幕を張る作業を経て、スタグル広場へ向かうと活気に満ち溢れていた。
夏休み最後のホームゲームということもあって、子供たちがカキ氷に長蛇の列を作っていて、浴衣姿の女性もチラホラ見受けられた。先日夏祭りに行ったのだが、まさにそんな感覚に。

大賑わいのスタグル広場からスタンドに戻ると飛び込んできたのは富山サポーター席の「残留」という大きな二文字。
今年の終わりからいよいよそのレギュレーションが適用されるかもしれない。頭で分かってはいたが、その二文字を見ると少し足がすくむような感じがした。
だが勝負事。残り少ない節に勝負を掛けるのは熊本も同じ。負けるわけにはいかない。

さすがに動員試合、ゴール裏は程よく埋まっていて声も出ている。
試合前、コールリーダーからメインスタンドとバックスタンドに挨拶、そして一緒にロアッソ熊本コールを促す。手拍子がいつもより大きく反響して帰ってくる。
いい雰囲気を創り出すにはもってこい。しっかりとホーム感を出して後押しをしていこう。

試合のほうは、序盤から20分過ぎまで相手のハイプレスに苦しむ、というよりペースを合わせ過ぎてなかなかチャンスを作れない。
逆にセットプレイを中心にピンチを招くがGK南のファインセーブなどでこれを跳ね返すと徐々にプレスのギャップを突けるようになる。

先制点はカウンターからの流れ、左サイドで溜めを作って武富が中に切れ込む。相手が辛うじてクリアしたところを養父が拾ってシュートモーション、相手のブロックを切り返して左足を振り抜き右隅に突き刺す!
向こうエンドながら決めたのが養父とハッキリ分かるその得点にスタジアムはドッと沸いた。
みんな養父の得点が嬉しくて笑顔でタオマフを回す。

先制ゴールの余韻の中、またも左サイドから今度は片山。DFを交わしてPA内進入!というところで後ろからファウルを受けてあわやPKと思われたが判定はギリギリ外。
セットプレイで獲れたら楽になるのにな、考えていたところ、養父がゴール前に蹴り込まず横パス、走り込んで来た片山が自ら貰ったファウルを追加点に結びつけた!
連続ゴールにスタジアムのテンションはいい雰囲気に。

後半になってもサイドから崩しに掛かり攻撃の手を緩めない。
カモンロッソのチャントで選手達をこちらのエンドに呼び込む。
だが相手にシュートまでいかれるシーンが目立ってきた。
何とか踏ん張っている所に全治4週間と診断された北嶋が早くもピッチに送りこまれるとボールの回りがまた活性化し、相手陣内で時間を使えるように。

終盤に仲間が投入されてクローズに掛かる。
その仲間が残り短い時間で躍動。
バイタルエリアでボールを受けると切れ込んで加速、DFを交わして前が空く。
フォローのDFが喰いついてきたところに右サイドへ柔らかいパス、走り込んできた大迫がそれを左足できれいに流し込んで駄目押しのゴール!
ゴール裏に向かってくる殊勲の二人に悲鳴のような大歓声!
ホイッスル、動員ゲームを3-0の完勝で終えることが出来た。

勝利の締めはゴール裏で歓喜のカモンロッソダンス!
キャプテン藤本を初めとして選手達がゴール裏に集合と手招きをするとメインスタンド、バックスタンドのサポーター達がゴール裏に集結。ゴール裏は真っ赤に染まって圧巻の様相。
いつもこうなればな・・・いやこうなるようにやっていかないと。
前回エントリーで「勝利を呼び込むことが出来なかった」と書いた。
今回は違う。選手と一緒にみんなで勝利を手繰り寄せた。
そんなみんなと一緒に盛大にカモンロッソダンスを踊りながら、幸せを噛み締めた。

正直、熊本のサポーターをやっていてこれだけ盛り上がったことがあったろうかという程の時間だった。
その場に居る事が出来て幸せだったし、今後も勝利の後はこんな幸せな時間が待っていると思うとワクワクする。
そしてもっと多くのサポーターに味わってもらいたいし、もっと多くのサポーターと共有していきたい。
その為に、これからも精一杯勝利を呼び込む後押しをしていこう!
text by takana/photo by lee





posted by report at 02:03| 試合レポート

2012年08月25日

J2第30節 ザスパ草津(熊本県民総合運動公園陸上競技場(KKWING)8月22日(水) 19:00キックオフ


勝ち残るチカラを


リベンジを掛けた松本とあえなく分けて迎えるミッドウィークのホーム戦。
相手は草津。
前回のホームで選手達と試合後大いに盛り上がった「カモンロッソ」を今節もと意気込む。

さすがに最初は、人の入りはあまり良くなかったが、徐々に、そして夏休みなだけに子供達が多いように思えた。
いつものスタグルを堪能したり、グッズショップに並ぶ新しい商品をゆっくり物色したりと、贅沢と思える要素があるのがミッドウィーク開催の楽しいところ。

キックオフ間近になるともう既に薄暗く、徐々に日が短くなってきており、だけども蒸し暑さは全く変わってない印象。

試合前、いつにも増してDJコバが煽ってくる。
ゴール裏も士気を上げていく。

試合のほうは立ち上がりから相手に対して積極姿勢。これはここ最近見られた光景。けれど攻撃となるとなかなか行けない状態が続く。
早目のチャントでスピードアップを促すもののシュートを撃たない。
「撃て〜!」との声が響き始めていた時、根占のミドルシュート。GK弾くか?と思われた手前で鋭く落ちて吸い込まれる。先制点ゲット!
非常に大きな得点にスタジアムはみんな立ち上がってタオルを回している。
もうすっかり暗くなった空、KKウイングの照明は眩しく、幻想的な雰囲気だった。

後半に入ると一進一退。
ピンチはあるものの失点はしない、そんな雰囲気は出ていた。
だが、ひょんなことから相手のセットプレイが続き、押し込まれ同点とされる。
ちょっと拍子抜けするような、そんな失点に静まってしまった。
が、まだ同点。もう一度気持ちを張り直す。

終了間際に続いたセットプレイのチャンス、スタジアムで精一杯後押ししたのだが獲れなかった。
前節同様勝ちきれなかった。

勝利の「カモンロッソ」は出来なかった。
多分、自分らに勝利を呼び込むパワーが足りなかったんだ。
日曜は夏休み最後のホームゲーム。
試合中は勝利を呼び込む為「カモンロッソ」を歌い、きっちり勝利して選手達と共に「カモンロッソ」を歌って夏休みの最後に良い思い出作りましょう!

text by takana/photo by lee

posted by report at 15:49| 試合レポート

J2第29節 松本山雅FC(松本平広域公園総合球技場(アルウィン)8月19日(日) 18:00キックオフ

祝福の花火にならず


前節の栃木に快勝したロアッソ熊本は、前回の対戦で0−3という屈辱的敗戦を喫した松本山雅にリベンジをすべく、アルウィンに乗り込んだ。
関東からの弾丸、熊本からの弾丸、今節は200人近いサポーターで後押しした。

松本山雅にはロアッソで戦った選手、熊本出身の選手など、なにかと「熊本」に縁のある選手が多い。渡辺匠を応援していた旗隊のサポーターの方と、久しぶりの再会。
応援するクラブは違えど、こういった出会いがあるのも、またサッカーのいいところ。
到着した頃には、スタジアムにはたくさんの松本サポーターが集結していた。
聞いたところによると、午前3時から並んでるサポーターもいたとか。
いたるところに「最後尾」とかかれたプラカードを掲げるクラブスタッフをみながら、アウェイゲートへと進む。
アウェイゲートでは、ロアッソのタオルマフラー、そして、ロアッソ熊本サポーター歓迎ののぼりが掲出されていた。グッズを購入し、アウェイゲートを彩る工夫は本当に勉強になった。

選手入場と同時に緑の絨毯でスタジアムを囲むような雰囲気。
だけど、威圧感を感じるわけではなく、むしろ、熊本のゴール裏は団結していた。
各々が勝利のために「楽しんで」後押しをする。ほんとうにいい雰囲気で後押しをすることができたのではないだろうか。

試合は両チームとも似たような戦術の展開。
ただ、松本が徹底してカウンターを狙ってくる展開に手を焼く面が多かった。
ただし、熊本も栃木戦のような集中が見て取れました。養父のミドルも後少しというシーンが続く中、サポーターが頭を抱えてしまうようなシュートも多く、「あとすこし!あとすこし!」という声が本当に聞こえてきました。

ハーフタイムには80発の花火が熱い戦いを演出。
この祝福の花火がどちらを祝う花火なのかは後半に委ねられた。

後半も変わらずの展開。
とにかく「ミスをした方がやられる」そういう展開にサポーターも最大限の後押し。
とにかく決めろ!!!決めろ!!!そう願う声がアルウィンの一角にこだました。
相手の特徴を消しながら相手のミスを突く攻撃を試みるも、終わってみれば0−0のスコアレスドロー。

「アウェイでの勝点1」をどう見るのかは、見る立場によって変わるかもしれないが、「勝点2を失ってしまった」と感じたサポーターも少なくなかったのではないだろうか。試合後、南から「次!!!次!!!」と大きな声でサポーターと選手を鼓舞してくれた。
リベンジはならなかったが、次の試合に可能性を感じた試合でもあった。

次は草津。
とにかく欲しいんだ。ホームでの勝点3が。

text by tokiyan
posted by report at 15:34| 試合レポート

2012年08月14日

J2第28節 栃木SC(熊本県民総合運動公園陸上競技場(KKWING)8月12日(日) 19:00キックオフ


華やかな勝利に踊る


目下4連敗の中迎えるホーム、KKウイング。
夏休み、そしてお盆休み期間中で子供や帰省している風の方達も沢山来ているよう。
曇り空とは言え、相変わらずまとわり付くような暑さ。
この連敗中の暗い雰囲気や暑さを少しでも払拭しよう、楽しんで応援しよう、と企画した「浴衣で応援しようデー」。
艶やかな浴衣姿の方々が沢山で、個人的にそれだけで十分楽しんだという感覚に(笑)
連敗中だろうとこうやって楽しんでホーム感を出していくことも重要だと感じる。
選手だって重苦しい雰囲気の中でやりたくないだろうし。

相手は好調・栃木。
前回はやられている相手。ホームでリベンジを期す。

キックオフと同時にプレスに奔走する前線。
連動した守備というよりとにかく、がむしゃらにボールを追い回している。
奪ってはミスはあるもののチャレンジを怠らず本当に気合が入っていた。

前半15分、根占のシュート性のキック、北嶋が角度を変えたところに武富!
冷静に流し込んで久々の得点は待望の先制点!
サポ仲間と数試合振りに笑顔で交わすハイタッチが本当に嬉しくて、今まで何度も何度も経験している得点だけど「やっぱり楽しい!」と改めて思った。

久々の得点を記録した武富、初アシストを記録した北嶋をはじめとして、全体的に硬さが取れて楽にゲームを運び始める。
だけどハイプレスは引き続き熱く、蹴らせては危ないシーンを全く作らせないまま前半を終えた。

後半に入っても構図は変わらず。
中程、運動量が落ちてきたと見るや前線を2枚代えて前からの守備を継続させ安定を図る。
そんな時間帯にセットプレイから貴重な追加点の奪取に成功。
決めたのは矢野。今季惜しいシーンやミスから失点もあったりしたけど、ここに来て大事な場面で決めてくれた。
目の前での得点にゴール裏も再度大盛り上がり!
そして更に終了間際、落ち着いてクローズする時間帯にロングフィードを高橋が競ってその裏に片山、左足一閃!3点目ゲット!

ここしばらくそれなりに形は作りながらもネットを揺らせなかったモヤモヤを一気に払拭するかのような3得点の大勝劇にスタジアムは歓喜!
メインスタンドもバックスタンドもスタンディングで選手達を讃え、選手達も誇らしげに周回。
そしてゴール裏に挨拶に来たキャプテン藤本から「一緒にカモンロッソをやりましょう!」と提案を受けて選手達と共にカモンロッソの大合唱!
選手達もサポ達もみんな笑顔で楽しそうに踊って、なんとも素晴らしい時間を共有することが出来た。
選手たちから突然の提案で驚いたけど「喜びをみんなで分かち合う」ということを選手たちが考えてくれてたのかと思うとサポーター冥利に尽きるな、と感じた。

次はアウェイで松本。
この絆を持って、リベンジを!

text by takana/photo by lee





posted by report at 23:39| 試合レポート

2012年08月03日

J2第26節 徳島ヴォルティス(熊本県民総合運動公園陸上競技場(KKWING)7月29日(日)19:00キックオフ


苦しき船出


前節、北嶋秀朗が熊本デビューを果たした試合だったが残念ながら敗戦、目下2連敗。
だが随所に良い攻撃を見せておりやはりその期待は間違っていなかったと思わせた。
その北嶋が熊本デビューということもあって、サポーターはワクワクしつつ初コール。
迎えるは徳島、勝てば順位がひっくり返る相手。
なんとしても勝ちたい。なんとしても連敗を止めたい。

梅雨が明けて暑さも本格化、19時と言えどまだまだ暑い中キックオフ。
序盤は熊本ペース。
攻撃をシュートまで持っていけていた。
けれど決め切れずにいるとパスミスからカウンターを受けて簡単に失点・・・ほとんどやらせていなかっただけに残念な場面だった。

まだ1点、すぐに立て直そうと大きな声でチャントを歌う。
ゴール裏は程よく埋まって、至る所にフラッグが振られており、ちょうど暗くなってきている頃、それらがライトアップされていてそのコントラストがとても華やかだった。

前半のうちにひとまず同点にというところだが、隙を突かれて相手のロングフィードに裏を取られ堪らずPK献上、前半のうちに2点ビハインド。

後半に入ってもなかなか歯車は噛み合わない。
選手を替え、打開を試みるも掛け違えたボタンは戻らない。
PA内のハンドからまたもPKを与えてしまい、こちらは1点も獲れないまま結果0-3の惨敗。

惨敗、そして3連敗。
厳しい結果に下向きがちにもなるが、前半、こちらエンドに決められた2点、もしかしたらサポーターの力で跳ね返せたんじゃないだろうか・・・?
特にPKの時、相手にもっとプレッシャーを与えれなかったろうか・・・?
ここ数試合選手達が素晴らしい雰囲気だと言ってくれていたKKウイングになっていただろうか、と問うと悔しい気持ちになる。
今こそ選手達が前を向けるような、相手選手にプレッシャーを与えるようなサポートを心掛けていこう。
きっと次こそ!

text by takana/photo by lee

posted by report at 01:43| 試合レポート

2012年07月19日

J2第24節 京都サンガF.C.(熊本県民総合運動公園陸上競技場(KKWING)7月15日(日)19:00キックオフ


熊本に活力を


先ずは、当試合数日前に九州を襲った未曾有の豪雨により甚大な被害を被った方々に心からお見舞い申し上げると共に、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
京都サポーターの方々にはKKウイングにてエール及び横断幕を掲げて頂きありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

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前日まで恐ろしい程降り続いた雨は上がり、考えられない位の晴天に恵まれたこの日、ホームとアウェイでつないだ勝利は3つで数年振りの4連勝にチャレンジ出来る試合。
しかも連休の中日という好条件。相手は前回対戦で叩きのめされた京都。
確かに4連勝は達成したい。だが今日は連勝云々よりも負ける訳にはいかない。
それはサポーターも解かっている。
久々に多くのサポーターが入っており万全の態勢。

選手達と共に黙祷を行ってキックオフ。
開始早々セットプレイからのビッグチャンスを逃してしまうも序盤の入りはほぼ完璧。
その後もミドルシュートや裏へのボールでチャンスを伺う。
守ってはボールを持った相手にガムシャラに行かず、組織的に寸断。
チャンスというチャンスを全く与えずに前半を終わらせた。
だがこちらも前半終盤あたりから相手の高い位置から出足の早いプレスを嫌って、蹴る、だが高さの無い前線ではどうしようも出来ない状態に陥り始めていた。

前半を終えると、もう全身汗だく。
まとわりつくような暑さは熊本の夏という感じ。
恐らくまだまだこんなものじゃないんだろうけど、これこそ自分達のホームという気がして負ける気はしなかった。

後半に入ると流れは一転、京都のパスが冴えてくる。リスタートも必ずといっていい程早目早目にこなしてリズムを作り出していく。
それでも決定機会を与えない集中した守備を敢行し続けチャンスを狙った。
千葉戦のように1点勝負になるのは明らかでジリジリした展開が続いていた中、81分についに失点してしまう・・・
それでもチャントは止めずにそのままの状態を維持し、まだまだだ、そんな雰囲気を作っていく。
終了間際のチャンスもPKゲットかと思われたドリブルも実らずそのままホイッスル、7試合ぶりの敗戦となってしまった。

選手達も悔しさが前面に出ている。
やはり今週は勝ちたかったというのが正直な気持ち。
選手達はアグレッシブに戦う姿勢を見せていたし、サポーターも同じように戦っていた。
今回アウェイから貰った勝利のバトンはつなぐことが出来なかったけれど試合は続いていくし、またつなげていけばいいこと。
被災地でも同じようにこれから戦いが続く。
共に戦っていく気持ちで残りの試合を精一杯乗り越えていこう。

text by takana/photo by lee

posted by report at 14:27| 試合レポート

2012年07月11日

J2第23節 FC岐阜(岐阜メモリアルセンター長良川競技場)7月8日(日)19:00キックオフ


つながった七月の勝星


試合終了のホイッスル。
久々の3連勝の嬉しさと後半よく失点しなかったなという安堵感が入り交じる不思議な感情だった。

というよりも、前節のエントリーの締めくくりにあった
「 アウェイからホーム、そしてホームからアウェイへつなぐことが
出来た勝利、次もまた、つながっていくと 信じて後押ししていこう! 」
というtakana氏のフレーズが脳裏をよぎった。

「つなげた。」正直ホッとした。

この日のアウェイ側席には熊本はもちろん、関西、東海、中部、関東、色んなところから色んな手段で集結。
約100名ほどのサポーターで後押しをした。

選手たちの表情が日増しに自信を帯びてくる。
これだけ好調を極めると、アップ中さえも相手を圧倒しているように感じる。

サポーターも同じだ。
数的不利を感じさせない攻めのチャントそしてコール。
緩衝帯越しの岐阜サポーターやジュニアユースの選手たちの注目を一気に浴びた光景がとても印象的だった。

前半、両チーム慎重な入りだった。
好調なチームはアイデアがすごい。養父から繰り出されるスルーパス、原田の相手のスペースをつくロングボール。すべてがいいように機能して次第にロアッソがペースを握る。


そして先制点。
原田のロングボールに2列目から飛び出したのは武富。
柔らかいクロスにヘディングしたのはなんと大迫。


ゴール左隅に決まった美しいゴール。
アウェイでなかなか勝てなかったことを忘れるくらいにいとも簡単にゴール。
ゴール裏のサポーターも狂喜乱舞!

この先制点で、流れを一気に引き寄せた。
武富がチャレンジする。矢野が滞空時間の長いヘッドで狙う。
片山が積極果敢にカットインする。
たくさんのチャレンジに追加点を取る期待が高まる。


もう少し。もう少し。


そして先制してから約10分後、その瞬間は訪れた。
バイタルエリアで細かなパスをつなぐ。
相手がプレスしたいができない微妙な位置で武富がドリブル。
1人かわし、2人かわし、相手GKの体重が左に寄ったところで、
思い切り逆に振り抜く。


今季10得点目。
4試合連続、8戦7ゴール。
もはやこの男を誰も止めることができない。


再び沸くアウェイ側。
たくさんの喜んだ表情がアウェイ側にあった。3点とろう、4点とろう!
今の熊本の勢いを止めることはできない、そんな雰囲気がピッチから伝わってきた。


後半は岐阜が狙いにくる。
これまで横につなぎビルドアップをしていたチームが一変、縦に長いボールを放り始める。うまく適応できないシーンが目立った。
しかし、南、矢野、吉井、筑城がゴールを割らせない。そして途中から入った福王も積極的なディフェンスを見せる。
前半の倍位に感じられた後半。とにかく耐える時間が続いた。


試合終了のホイッスル。
2節前のアウェイ富山戦同様に静まり返るスタジアム。
喜びを爆発させたのはピッチの選手ばかりではない。
勝利のチャントがスタジアム全体を包んだ。

3連勝。
アウェイゴール裏に挨拶に来た選手たちは本当に充実した表情を浮かべていたが、もう次の京都戦を見据えた引き締まった表情が印象的だった。


アウェイからホームへそしてアウェイへつないだ勝利。
もう一度つながると信じてそのバトンを熊本のみんなに託します。

text by tokiyan/photo by lee

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2012年07月04日

J2第22節 ジェフユナイテッド千葉(熊本県民総合運動公園陸上競技場(KKWING)7月1日(日)19:00キックオフ


「負ける気しねぇ」


今季アウェイ初勝利を経て連勝の掛かる中迎えるホーム戦。
熊本はここ最近梅雨らしい天気で、この日も朝から同じように分厚い雲に覆われており、時折雨がぱらついていた。
それでも数日前にNHKで全国オンエアされた「仕事ハッケン伝」のおかげで開場を待つ傘の行列は長く、注目度の高さが伺える。
KKウイングで迎え撃つは強豪・千葉。
いまだ勝った事が無く、前回の対戦では4失点を喫した相手だが、こちらは現在4戦負け無しと調子も上向き。
折角アウェイからつながれた勝利を、連勝のチャンスを、そう簡単に潰してしまう訳にはいかない。
そんな想いからスタジアムの雰囲気の良さは試合前から感じとれた。
雨足が強まる中、キックオフ。

序盤から快調に飛ばす熊本イレブン。4バックから厚い攻撃を繰り出す。セットプレイから決定的なシーンを作り出すもゴールまでは至らない。その後もチャンスを創出。だがさすがにそう簡単にやらせてくれる相手ではない。
こういった展開なら少しずつ相手の時間へ移っていくのがサッカーという感じだが、この試合、全くといっていい程相手に主導権は渡さない。
前半も終わりかたになると雨も落ち着き始め、試合展開も静かなものとなった。
序盤飛ばし過ぎたのか明らかに運動量が落ちてきたように思える中での前半終了、スコアレスで折り返したものの、若干不安な思いはあった。

後半、お互い決定機までは行けないが、一進一退の攻防は依然として続く。
熊本は相手のドリブル、ポストプレイ、クロス、セットプレイのひとつひとつを本当に集中して対処し、相手にバックラインで回させるようなディフェンスを披露する。
前半終わりかたに感じた不安は微塵も感じられない。
雨も次第に激しさを増す。
サポーターは声、動きに一層熱を込める。
呼応して手拍子はスタジアムを包み一体感を生み出す。
ベンチも動いて攻撃的な選手を投入し活性化を図る。
終盤、激しい雨と疲れからお互い足を取られるようになり始めたそんな中、ついに均衡は破れる。
ちょうどセンターサークルのところ、相手の不用意なパスをプレス、高橋が奪ってそのまま前へ、シンクロして左サイド、動き出していた武富にピンポイントのスルーパス、そこからスローモーション、ボールがゴールに転がっていくのを見届けるや大歓声、総立ちのKKウイング!
ベンチ、選手、サポーターそれぞれみんなもみくちゃになってこのゴールを共有した。
鳥肌の立つような共鳴を残したまま、しっかりとクローズして試合終了。
完璧なゲーム運びで連勝達成、みんなびしょ濡れだけど目一杯笑顔!
みんなと一緒にこの時間を共有出来ることが本当に幸せな事だと心から思えた。

試合後、南が「負ける気しねえ」と叫んだのは現在熊本が自分達のサッカーを出来ている表れであり、そしてその言葉の中にはきっとサポーターの力も含まれているだろう、それだけ熱い後押しがずっと出来ていた。
これに満足することなく、もっともっとこれから頑張っていこう!

アウェイからホーム、そしてホームからアウェイへつなぐことが出来た勝利、次もまた、つながっていくと信じて後押ししていこう!

text by takana/photo by lee



posted by report at 01:17| 試合レポート

2012年06月28日

J2第21節 カターレ富山(富山県総合運動公園陸上競技場)6月24日(日) 18:00キックオフ


今日も勝利のために


試合終了のホイッスルとともにスタジアム全体が静まり返った。

静まり返るスタジアムに響き渡るチャント

ロッソとともに我らは生きる
叫び飛び跳ねる 今日も勝利のために

喜びの表情を浮かべる選手たちがゴール裏へやってくる。

雄太がもっとサポーターの近くへ行こうと選手たちを促す。

選手とサポーターの距離がぐっと近くなる。
待ちに待った喜びの瞬間。

ここまで長かった。
アウェイで勝つことの難しさをこれほど感じたのは、私自身2008シーズン以来だ。

今乗っている決めるべき選手が決めた。

最初のセットプレーでチャンスものにした斎藤。
なれない手つきでトラメガを持ち、最高の笑顔でサポーターへマイクパフォーマンス。
その姿、表情からは自信のようなものを感じた。
新加入のFWが不調の中、前節と同じように流れをぐっと引き寄せる先制点。
スタジアムにいた誰もがいきなりの出来事に言葉を失った。

そして武富。
もはやエースといっていい活躍を魅せてくれた。
その武富はまずサポーターへこう切り出した。
「アウェイでの横浜戦、本当にすいませんでした」

わびる気持ちなんていらない。
むしろ、あの状況で、熊本側のアウェイ席へ向かって蹴る武富がすこしでもリラックスできる雰囲気を作ってあげれなかった我々にも責任がある。

ここから、挽回を宣言してくれた武富。
なかなかサポーターと目を合わせてくれないシャイな武富だけど、プレーは大胆にどんどん点をとってほしい。

ただ、この結果に満足していては上をめざせない。実際、スコア以上に前半チャンスがあった。前半で試合を決めることができるシーンがいくつもあった。

そこを課題に相手の心が折れるまでただ貪欲に取りに行ってほしい。そして、我々も相手の心が折れるまで熱く後押ししていきたい。

いよいよ来週から折り返し。
相手はフクアリで惨敗した千葉。
欲しい結果はただ一つ。

勝点3だ。

text by tokiyan/photo by kaori

posted by report at 01:08| 試合レポート

2012年06月20日

J2第20節 ギラヴァンツ北九州(熊本県民総合運動公園陸上競技場(KKWING)6月17日(日) 19:00キックオフ


負けることはゆるされない


今節も天候の心配がされたが何とか持ちそうな中で迎えたバトルオブ九州、相手は北九州。
ホームでのバトルオブ九州は今季初、次節にも折り返すリーグ戦、ここで結果を出して勢いをつけておきたいところだ。

この試合前、力強い助っ人がゴール裏に訪れる。
来場試合で今だ負け知らずの蒲島県知事である。
特製巨大ゲーフラにサインを書き込んで頂きゴール裏は盛大な「負け無し蒲島!」コールで意気を上げた。

いいテンションの中キックオフ、試合は前回ホーム戦同様に早々に動く。
久々のスタメンとなった五領が右サイドから軽く内に切れ込んでファーへ柔らかいクロスを送ると、こちらも久々のスタメンとなったFW齊藤が頭で合わせてゲット!
いきなりの出来事にスタジアムは一気に沸いた。
その後も攻撃も活発に仕掛けてチャンスを演出、このまま追加点をと思ったがゲームは落ち着きはじめる。

若干下がり気味になった前半途中から北九州の時間が増え始めるものの危ないシーンは作らせない、守れてる、という中、セットプレイ、CKのこぼれ球をPA内で拾われてファウルを犯しPKを決められてしまった。
そして数分後、守り急いでいるような時間帯、右サイド深い位置でFK、先に触られて失点。
ものの数分でセットプレイから逆転を許すという悪い流れのまま前半終了。

もう一度リセットして向かうしかない、とチームもゴール裏も後半出だしから飛ばす。
チャンスも増え始めスタジアムも呼応した。
決定機を作り出すも、作り出すもネットを揺らせない中、チーム得点王の武富が中盤から上手くつないで来たボールを蹴り込んで同点に!
沸き上がるスタジアム、絶対に逆転出来ると信じて一層声を出す。
後半のロスタイム一杯まで選手達とサポーター達と共に闘ったが結局逆転には至らずホイッスル。
選手達はその場に座り込み、相手GKは倒れて立ち上がれなかった。
ギリギリまで攻めるも割ることが出来ずにとても、とても悔しいドローになった。

この日KKウイングに訪れたのは今居る順位のせいなのか5000人に届かずとてもさみしい数字。
結果はドローだったが熱い試合で最後の猛攻には会場の雰囲気も相まってワクワクが止まらなかった。
ボールを奪った瞬間、いい所にボールが渡った瞬間、クロスが上がった瞬間、ワッと沸き上がる歓声やリズムを刻む手拍子の一体感はホームならではで本当に心地が良く、スタジアムに来ないと体感出来ないなと改めて思えた。
5000人にも満たない数でその一体感を感じとれるということは、増えたらもっともっと選手達を勇気付けることが出来るだろうなとも。

ホームは半分が経過して、次節で折り返すリーグ戦。
富山で今季アウェイ初勝利をして熊本に帰ってきてくれると信じている。
そして調子のいいホームで連勝チャレンジ。
ホームは今回以上の後押しでみんなで一緒に連勝を達成しよう!
アウェイしか行けないサポーターも、ホームしか行けないサポーターも共に喜びましょう!

text by takana/photo by lee


posted by report at 23:21| 試合レポート

J2第19節 ザスパ草津(正田醤油スタジアム群馬)6月13日(水) 19:00キックオフ


挫けない者たちの戦い


関東での平日開催となった草津戦はスコアレスのドローに終わりました。

平日ということで、サポーターも少なめ。
約30名ほどのサポーターが、正田醤油スタジアムへ駆けつけました。

現地に行けないサポーターからかけられた言葉は「連勝してきてください!」本当にたくさんのサポーター仲間からメッセージをいただきました。

勝った次の試合の大切さ、そして難しさはサポーターの誰もが痛感しているはず。
少数精鋭のサポーターはその難しさを噛み締めつつ声を枯らし、飛び跳ねました。

試合も両チーム慎重な出だしでした。コンパクトに陣形を整え、守備を固める草津相手になかなか攻撃の糸口を見いだせないまま、前半終了。

後半開始。前半と同様になかなか糸口を見いだせない。しかし、何本かのパスでチャンスがうまれはじめます。

バックスタンドに陣取ったサポーターの前を片山がドリブルで突破する!それに沸くサポーター!そんなチャンスがいくつか見え始めました。その後もいくつかチャンスを作るものの、決定的なチャンスを逃し続け試合終了。

草津に何もさせてもらえなかったというのが正直なところでしょうか。しかし、終盤のあきらめない選手たちの姿には、次の試合につながる何かを感じることができました。

中3日で迎えるダービーに向けて、ポジティブな部分が最後に見えたことが、良かったのかなと思います。

関東で今シーズン初の勝点。
次は3取れるよう、関東サポーターも盛り上がっていこうじゃありませんか!

text by tokiyan/photo by masatoshi


posted by report at 01:28| 試合レポート

2012年06月10日

J2第18節 水戸ホーリーホック(熊本県民総合運動公園陸上競技場(KKWING)6月7日(木) 19:00キックオフ


ゴールは挫けない者へ与えられる


前々節、ホームで首位・山形を撃破して揚々と乗り込んだアウェイ・ニッパツで敗れ、変則日程で平日開催となった今節はKKウイング、迎え撃つは水戸。
天気予報は晴れの様相から目まぐるしく変化して一転、今にも雨が降りそうな天候になっていた。

仕事を終えてはやる気持ちを抑えつつKKウイングへ向かう。
途中国体道路で見受けられるロアッソのステッカーを貼った車や、沿道を赤い服を着て自転車を漕いでいるサポーター達に心の中で熱い挨拶を交わしながら道を急いだ。

キックオフ前に柏から期限付き移籍で加入する北嶋秀朗の挨拶が行われるということでスタジアムはソワソワしているようだった。実際に熱い挨拶を聞いてこちらもまた熱い応援をやっていこうと改めて。

そんな温まった雰囲気のスタジアムで選手達はすぐに躍動する。
試合開始直後、相手の隙をついたアーリークロスに高橋が頭で合わせて早々に先制!
スタジアムのボルテージ一気に最高潮となり、全体から手拍子が聞こえゴール裏もそれに呼応して大きな声で後押しを続ける。
更に前半、中盤でポンポンとつないで高橋がペナルティエリア内の西森に縦パス、それをワンタッチで武富に叩き、落ち着いて浮かせてゴールゲット!
完璧な崩しに盛り上がるゴール裏。
武富は前節のPK失敗を振り払う素晴らしいゴールを決め、ゴール裏に嬉しさをアピール。
こちらも嬉しい瞬間だった。

前半はほぼ完璧な内容で折り返し、後半もしっかりとブロックを作って相手の攻撃を跳ね返し続けた。
終盤にセットプレイから失点するもののそれ以外は終始安定した戦い振りを披露しホーム連勝を達成。

終了後、ゴール裏で高橋や武富がトラメガで熱い想いを語ってくれた。
これを間近で聴けるのも楽しみのひとつで、サポーターにも笑顔が溢れ、ゴール裏に初めて来た人達もとても充実した表情だった。

こうやってサポーターも増えてホーム感がどんどん出てくればと思う。
平日、急いで試合を見にきた甲斐があると思わせてくれるとても幸せな瞬間で、そんなオーラがスタジアム全体を包んでいる気がした。

しかし、ホーム連勝を達成したものの依然アウェイでは厳しい戦いが続いている。
前記したゴール裏のトラメガで武富がアウェイの暖かい声援があったからこそ、みたく言っていた。
アウェイだからと言って届いてないことは無い。
きっと、それはもうすぐ結果として結実すると信じて後押しを繰り返そう!

text by takana/photo by A's/movie by show






posted by report at 16:35| 試合レポート